Q 親から「大学受験に向けて勉強をしなさい」と言われますが、将来、とくにやりたいこともないので、机に向かっても、ついつい漫画を読み始めてしまい、勉強をする気が起きません。成績は悪い方ではなく、順位は中ぐらいです。どうしたら勉強をする気が起きるのでしょうか?(高校2年・女性)

hidokei81_q_a_1a

大平收一(おおだいら しゅういち) 生長の家本部講師 札幌へ赴任して2年。都会と大自然が融和した都市、札幌に魅了され、自転車、写真、絵手紙などを通して、それを満喫中。

大平收一(おおだいら しゅういち)
生長の家本部講師
札幌へ赴任して2年。都会と大自然が融和した都市、札幌に魅了され、自転車、写真、絵手紙などを通して、それを満喫中。

A 両親への感謝を深めるとき、人生を精一杯生きたくなります

 ご両親は、あなたの将来を思えばこそ「大学受験に向けて」とおっしゃっているのですが、将来やりたいことがみつけられていないあなたには、その言葉に託された思いが心に届いていないのでしょうね。

 私も10代の頃は勉強があまり好きになれず、できるだけ遠ざかっていたいと思った時期もありましたが、ある時、その気持ちは自分の中のデタラメな心だったと気がついてからは、どこからともなくやる気が出てきて、漫画などに気を散らせることも少なくなりました。

両親への感謝が原動力になる

 数年前、貧しい国に住む幼い少女のドキュメンタリー番組を、テレビで観ました。少女は家族を養うために、日中は他の大人に混じって、ゴミの山から金属やプラスチックを拾ってきては、お金に換えるという生活をしていました。満足に食べられないためにお腹をすかせていて、疲れているようにも見えました。

 でも、やるべきことを終えて、家族が寝静まった夜、窓から入ってくるわずかな光で教科書を読む姿に、人間の奥底には「勉強したい」「知りたい」、別の言葉で言えば「成長したい」という根本的な欲求があるものなのだと知りました。

 こうした欲求は、人間の本心とも言えるもので、それがあるのは、「人間は神の子」だからだと、生長の家では教えていますが、それはもちろんあなたにもあります。その証拠に、あなた自身が「どうしたらやる気が起きるか?」と考えているではありませんか。「このままではいけない」と思ったから、質問を送ってきたのではありませんか。

 あなたが、自身の奥に潜(ひそ)んでいる神の子の声(本心)に耳を貸さず、机に向かっては漫画本を開くので、あなたの中の神の子は、すっかり嫌気(いやけ)がさしてしまったのです。

 つまり、あなたの中の神の子が表現されたくてウズウズしているのです。

人は成長することを望んでいる

 では、神の子を表現するにはどうすれば良いでしょう?

まず、大事なのは「感謝」です。特に生み育ててくれた両親への感謝は欠かせません。というのも、この世に生まれてくることがなかったら、神の子として人生を送ることすらできなかったからです。

 両親への感謝が深まると、自(おの)ずと「生きていて良かった」と思えるようになり、その感情は「与えられた人生を精一杯生きよう」という思いにつながります。気がつけば、あなたは何にでも積極的にやる気を発揮できるステキな女子高生として、最高の高校生活を送れるようになっているはずですよ。

あなたの悩みにお答えします
人間関係、仕事、恋愛、家族、進学、性格などの悩みをくわしく書いて、手紙、ファクス、Eメールなどでお送り下さい。誌面ではすべて匿名にします。掲載しない場合でも、生長の家の教えによって解決を希望される方には生長の家講師等からのご返事をお送りします。住所・氏名・年齢は必ず明記して下さい。
〒409-1501 山梨県北杜市大泉町西井出8240番地8182 生長の家メディアセンター内
『日時計24』編集室「Q&A」係 Eメール:hidokei@kyobunsha.jp
(携帯電話のEメールでは、迷惑メールの設定によって、受信が出来ない場合があります)