Q 大学卒業後、東京で社会人として働きましたが、会社の先輩や同僚と上手く接することができず、精神的に余裕がなくなり、心療内科で不安障害と診断され退職しました。いまは、実家に戻り通院していますが、学生時代の友達とも上手くいかなくなりました。5年も経過し、このままではいけないと思うのですが、人が怖くてどうすることも出来ません。どうしたらいいのでしょうか?(男性、29歳)

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 回答者 西村  誠 生長の家本部講師 昭和43年生まれ。京都府出身。生長の家国際本部勤務。旅行と古代史が好きで、歴史や文化の中にある価値を探求することが楽しみ。

回答者
西村 誠
生長の家本部講師
昭和43年生まれ。京都府出身。生長の家国際本部勤務。旅行と古代史が好きで、歴史や文化の中にある価値を探求することが楽しみ。

A 人に対する恐怖心は、完全円満な自分の本質を自覚することで消えます。

「対人恐怖症」は、近年、「社会不安障害」という名前で注目をされるようになった病気だと言われています。

 実は、私も高校生のときに友人との人間関係に悩み、学校に通うことが苦痛になったことがありました。私の場合、人前に立ったりスピーチをしたりすると、赤面したり、手が震えたりして、人の視線がとても気になるという状態でした。

 ところが、高校2年生のときに母親に誘われて、生長の家の高校生が集まる練成会という合宿形式の行事に参加し、教えを学んだことで、私の社会不安障害は、すっかり消えてしまったのです。

 人間の悩みの9割は人間関係の悩みである、と言われるように、あなたのお悩みは、程度の差こそあれ多くの方が悩まれている問題です。

人間の本質は、「神の生命」そのもの

 お釈迦様は、悟りを開かれる前に、生老病死の四苦を解決する道はないかと悩まれました。この「生」というのは人間関係の苦しみのことです。ではなぜ、このような悩みが出てくるのでしょうか?  それは、人間を「肉体的な存在」だと考えているからなのです。

 生長の家では、人間は肉体的な存在ではなく、その本質は「神の生命」そのもので、すべての人が尊い個性を持った神の子であると説きます。そのことが本当に分かれば、生老病死の苦しみというのは、消えてしまうのです。なぜなら、生老病死というのは、人間の感覚器官が捉えた現象、つまり、心がつくる世界だからです。

コトバの力で、人生を明るく

 人生を変えたいと思っても変えられないのは、自覚しない心の働き、つまり意識全体の9割以上を占める潜在意識の力が作用しているからなのですが、生長の家ではコトバの力(*)を使って、人生を明るい方向へ転換することを勧めています。

 具体的には、「完全円満な神の子」である自分の本質へと心をふり向ける祈りや瞑想をしたり、書籍(聖典等)やお経など真理の言葉を読み、実践することで、次第に自分自身の素晴らしさがわかるようになります。

 潜在意識がプラスのコトバ、明るいコトバ、積極的なコトバの力によって浄められることで、蓄積されていたマイナスのコトバ、暗いコトバ、消極的なコトバが消えていき、その結果、悩みや恐怖心のない心境に変わっていくのです。

 ぜひ、あなたも生長の家の行事に参加され、本来の素晴らしい自分を再発見し、幸福で明るい人生を送られることを、心からお祈りいたします。

* コトバには善きにつけ悪しきにつけ、物事を成就する力があると生長の家では教えている。ここでいうコトバとは、口から発する言葉のほかに、思念や表情も入る

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