illustration 天野恭子

illustration 天野恭子

松﨑いづみ/生長の家長崎南部教区青年会委員長 長崎市在住。夫と2人暮らし。数カ月前から刺繍を始め、ポーチなどに自分なりのアレンジを加えるのが楽しみ。

松﨑いづみ/生長の家長崎南部教区青年会委員長
長崎市在住。夫と2人暮らし。数カ月前から刺繍を始め、ポーチなどに自分なりのアレンジを加えるのが楽しみ。

 私の実家は兼業ながら、お茶を作っています。あと1カ月もしないうちに何列も並ぶ茶畑に新緑が芽吹き、ゴールデンウィーク頃には家族総出でお茶摘みをします。

 幼いころは「友達は連休で遊びに行くのに、どうしてうちは毎年どこにも行けず、手伝いをしないといけないんだろう」と不満に思っていました。しかし、そのおかげでいつもおいしいお茶を飲むことができ、それがとても贅沢なことだということに大人になって気づきました。

 最近は、ペットボトルのお茶が普及していて、特に一人暮らしの若者は急須を持っていないそうです。誌友会(*2)などで実家のお茶を出すととても喜ばれます。

 主人も一昨年から、そして昨年は主人の妹夫婦まで、お茶摘みの手伝いに来てくれました。1年に一度、父母の1年間の集大成を、家族とともに摘むことができて、うれしく思っています。

 今回のお弁当には、お茶のふりかけがかかっています。お茶好きの義母が上等のお茶は葉っぱのままでも食べていると聞き、それまで捨てていたお茶がらを塩、醤油、あごだしで味を付けて炒り、鰹節とごまを混ぜ、すり潰しました。味は……まだ試作段階!

*1 よかっちゃ?=いいんじゃない?
*2 教えを学ぶつどい