カジュアルなヘルメットだけでも、さまざまな形がある。上2つは乗馬用(写真は筆者提供)

カジュアルなヘルメットだけでも、さまざまな形がある。上2つは乗馬用(写真は筆者提供)

岩島啓太(いわしま・けいた) 1979年、東京都生まれ。東京・日野市でロードバイクプロショップを経営する傍ら、日本、世界で開かれるロードバイクレースに参加。自転車専門誌に寄稿し、生長の家のSNI自転車部との関わりも深い。

岩島啓太(いわしま・けいた)
1979年、東京都生まれ。東京・日野市でロードバイクプロショップを経営する傍ら、日本、世界で開かれるロードバイクレースに参加。自転車専門誌に寄稿し、生長の家のSNI自転車部との関わりも深い。

 私は、子供の幼稚園の時の送り迎えの際にも自転車を使用しています。子供にはヘルメットを被せていますが、私自身は、距離が短いのをいいことに、以前はヘルメットを被っていませんでした。でも、親が被っていないのでは示しがつかないので、今は着用しています。

 自転車に乗るときにヘルメットを被らない理由は、人によってさまざまだと思います。単純に面倒くさい、髪型が乱れる、派手なヘルメットだと人の目が気になる、重い、夏場は頭が蒸れるなどなど……。

 こうした理由は、事故で怪我をするリスクに比べると取るに足らないことですが、つい面倒になってヘルメットを被ることを怠りがちです。しかし、自転車は不安定な乗り物で、常に転倒の恐れがあります。

 何か起きた時、とっさの受け身が取りづらく、出ている速度を考えると、歩行時よりも頭を打ち付ける確率が高いので、ヘルメットは必須だと思います。ヘルメットを正しく着用することで、自転車事故によって死亡する割合は、約4分の1に低減するというデータもあります。

 私はロードバイクに乗る時は、必ずヘルメットを被ります。被らないと不安感があり、落ち着きません。「ロードバイクに乗るときはヘルメットを着用するもの」という意識があり、習慣になっているからでしょう。面倒くさいなどの最初のハードルを越えて習慣化すれば、億劫がらずにヘルメットを着用できるようになります。

 私の場合は、幼稚園の送り迎えの際、ロードバイク用のレーシーなヘルメット(*)を被ることには抵抗があったので、カジュアルなヘルメットを探しました。サイクルヘルメットでもカジュアルなものはありますが、乗馬用のヘルメットには、シックでお洒落なデザインのものが多いようです。派手なヘルメットに抵抗がある方は、乗馬用で探してみてはいかがでしょうか?

 日本の道路交通法では、自転車でのヘルメット着用は義務ではなく、努力義務ですが、ぜひ着用していただきたいものです。

*=レース用に通気が良くなるように、穴が多く空いた、肌が見えるようなデザイン