塚越 誠(つかこし まこと) 昭和36年、東京生まれ。昭和61年に山梨県北杜市に移住。有機農法による米作り、野菜作りを行う。生長の家国際本部の職員食堂に米を納めている。

塚越 誠(つかこし まこと)
昭和36年、東京生まれ。昭和61年に山梨県北杜市に移住。有機農法による米作り、野菜作りを行う。生長の家国際本部の職員食堂に米を納めている。

 ミニトマトは、ベランダなどの狭いスペースでも、プランターで簡単に育てることができるのでお勧めの野菜です。

 プランターは、150~180センチの支柱が差せ、なるべく深く、15リットルほど土が入る直径30センチ、深さ30センチくらいのものを選びます。

 土は、市販の培養土か、自分で配合したものを使うとよいでしょう。自分で配合する場合は、赤玉土、腐葉土、油かす(米ぬか)を6対3対1の割合で混ぜます。15リットルの土だと、それぞれ9、4.5、1.5リットルになります。

 これに、米のとぎ汁、空になったヨーグルトや納豆の容器をすすいだ水をたっぷりかけ、2、3週間なじませておくと、乳酸菌、納豆菌が増えて、病気に強い、抵抗力のある土ができます。

 ミニトマトの苗は、毎年、4月中旬頃から市場に出回るようになります。品種がいろいろあるので迷うと思いますが、選ぶ際の第一条件は接(つ)ぎ木苗であることです。接ぎ木苗のほうが、病気が出にくく、収穫量も多いからです。

プランター代わりに、培養土が入った袋をそのまま使って、ミニトマトを栽培することもできる

プランター代わりに、培養土が入った袋をそのまま使って、ミニトマトを栽培することもできる

 よい接ぎ木苗の選び方は、節(ふし)と節の間が詰まり、茎の太さが鉛筆くらいあって、葉の色が濃く、たくさん花が咲いている(蕾(つぼみ)がついている)ものを選んでください。早い時期だと、小さい花芽がついていない苗が出ていることもあります。こうした苗を買って植えてしまうと、木ばかりが育って実が付きにくくなることがあるので、十分注意してください。

 苗を植えつけたら、支柱を立て、倒れないように、軽く苗と結んでおきます。ミニトマトは、わき芽がどんどん出てきて、そのわき芽に花が咲いて実がつくのですが、プランターでは根の張る限界があり、実が小さくなってしまうため、支柱は1本仕立てにし、わき芽は全部摘(つ)んでしまう方がよいでしょう。