塚越 誠(つかこし まこと) 昭和36年、東京生まれ。昭和61年に山梨県北杜市に移住。有機農法による米作り、野菜作りを行う。生長の家国際本部の職員食堂に米を納めている。

塚越 誠(つかこし まこと)
昭和36年、東京生まれ。昭和61年に山梨県北杜市に移住。有機農法による米作り、野菜作りを行う。生長の家国際本部の職員食堂に米を納めている。

 前回は、環境浄化微生物資材として、幅広い用途に使える、大変便利な「えひめAI」とその作り方について書きました。前回に続いて今回も、健康な農作物を作るために有効な玄米乳酸菌とその作り方を紹介したいと思います。

 植物は、自分の体を守るためにそれぞれの乳酸菌を持っています。自然界にあるこの乳酸菌は、環境の変化に強いのが特徴です。栄養が乏(とぼ)しくても塩分濃度が高くても、酸、アルカリが強い場所でも大丈夫ですし、温度変化にも耐える強靱(きょうじん)さを持っています。

 植物の中では、ヨモギの乳酸菌が一番強いと言われていますが、それに匹敵(ひってき)するのが玄米の乳酸菌です。その作り方は、次の通りです。

<用意するもの>2リットルのペットボトル、玄米1合、黒砂糖60グラム(3%)、粗塩20グラム(1%)

<作り方>❶ペットボトルに玄米1合と水500ミリリットルを入れる。❷そのまま翌日まで置く❸粗塩を入れ、水を1500ミリリットル足して、1日置く。❸黒砂糖を60グラム入れて軽く振り混ぜる。❹発酵してくるとガスが出てくるので蓋(ふた)は緩(ゆる)めにし、ペットボトルが膨(ふく)らんできたら、ゆっくりと蓋の開け閉めを繰り返す。inoti94_organic_1

 気温にもよりますが、早ければ3日でかなり酸(す)っぱくなり、これで完成です。

 この玄米乳酸菌には、いろいろな使い道があります。畑なら、1平方メートルに250ミリリットル程度撒(ま)いておくと、土壌の発酵が進み、健康な農作物を作る基礎を作ることができます。

 料理にも使え、飲めば、胃酸や胆汁(たんじゅう)の酸にも負けずに腸まで届くので、腸内環境を整えることができます。これを基に自家製の豆乳ヨーグルトも作れますし、他に入浴剤、消臭剤、化粧水、油の汚れ落としとしても使えます。ぜひ一度、チャレンジしてみてください。

 次回は、玄米乳酸菌の応用編として、料理での使い方、自家製ヨーグルトの作り方などについて紹介したいと思います。