愛用のクロスバイクに乗り、立ち寄った街角のカフェ(写真は筆者提供)

愛用のクロスバイクに乗り、立ち寄った街角のカフェ(写真は筆者提供)

岩島啓太(いわしま・けいた) 1979年、東京都生まれ。東京・日野市でロードバイクプロショップを経営する傍ら、日本、世界で開かれるロードバイクレースに参加。自転車専門誌に寄稿し、SNI(生長の家)自転車部との関わりも深い。

岩島啓太(いわしま・けいた)
1979年、東京都生まれ。東京・日野市でロードバイクプロショップを経営する傍ら、日本、世界で開かれるロードバイクレースに参加。自転車専門誌に寄稿し、SNI(生長の家)自転車部との関わりも深い。

 前回は、私が営むショップの専門であるロードバイクについて書きましたが、目的別の自転車の選び方の第2回目として、今回は、気軽に乗れる街乗り自転車を紹介します。

 街乗り自転車の代表は、軽快車、ママチャリとも呼ばれるシティサイクルです。この自転車の特徴は、背筋がサドルから垂直に伸びて楽な乗車姿勢が取れ、泥除けが付いていて、パンクしにくく、低速域で安定した走りができることです。

 スピードが出ないので、遠出するのには向いていませんが、その分のんびりと走れ、通勤通学に最適です。公共交通機関が発達している日本では、最寄りの駅までの足としての需要が高いため、1台1万円前後の安価なシティサイクルが大量生産され、自転車の主流を占めてきました。

 その一方、気軽に購入できるシティサイクルは、使い捨て感覚で使われることが多く、無残な姿でゴミとして放置され、問題になっています。

 もちろん、シティサイクルをちゃんとメンテナンスして、大切に乗っている人もたくさんいますが、価格が安い自転車には、耐久性の低い素材を使わざるを得ないので、永く愛用できない場合があります。

 そこで提案ですが、シティサイクルを選ぶ際には、先を見据えて、少し背伸びしてみてはいかがでしょう。

 自転車のメーカーが出しているラインナップに、クロスバイクと呼ばれる自転車があります。ロードバイクの軽快さとマウンテンバイクの丈夫さを併せ持つクロスバイクは、日本の道を走る場合、シティサイクル同様の最適な仕様になっている上、通勤通学に必需品の泥除けも取り付けられます。

 カラーも豊富でデザイン性もあり、使われているパーツも耐久性や精度が高く、長持ちします。壊れにくいということは、安全性が高い証でもあります。

 クロスバイクの価格は、5万円前後のものが多く、シティサイクルに比べると少し高価ですが、永く大切に使えば、愛着も深まり、きっと「クロスバイクにしてよかった」と感じてもらえると思います。