左の2つはオフロード、右はオンロードに対応するタイヤ (写真は筆者提供)

左の2つはオフロード、右はオンロードに対応するタイヤ (写真は筆者提供)

岩島啓太(いわしま・けいた) 1979年、東京都生まれ。東京・日野市でロードバイクプロショップを経営する傍ら、日本、世界で開かれるロードバイクレースに参加。自転車専門誌に寄稿し、生長の家のSNI自転車部との関わりも深い。

岩島啓太(いわしま・けいた)
1979年、東京都生まれ。東京・日野市でロードバイクプロショップを経営する傍ら、日本、世界で開かれるロードバイクレースに参加。自転車専門誌に寄稿し、生長の家のSNI自転車部との関わりも深い。

 今回は、オフロードバイクについて紹介してみたいと思います。

 私は、ロードバイクをメインに乗っていますが、レースシーズン以外の冬場には、オフロードバイクを楽しんでいます。オフロードバイクとは、文字通り、舗装された道以外のところを走破できるような性能を持つ自転車です。

 主に、山道で遊ぶための自転車で、タイヤが頑丈なため、荒れた舗装路や冬の凍結した道、雪が積もった道なども得意としています。速度は出ませんが、そういった道を通勤、通学する人にも重宝する自転車です。

 オフロードバイクで、まず思い浮かぶのはマウンテンバイクです。タイヤの幅がロードバイクの倍以上あり、それが安定感をもたらし、凸凹道を走っても、自転車のフレームに備えられたサスペンションが、路面からの衝撃を吸収します。パーツも頑丈に作られていて、転倒してもある程度耐えられるように出来ており、山に特化した山道のスペシャリストです。

 山で遊ぶには、山のルールを守らなければなりませんが、それさえ守れば、自然と一体になれる感覚が楽しめる最高の相棒になります。

 最近人気が出てきているのは、シクロクロスバイクです。タイヤはマウンテンバイクのようなブロックタイヤですが、幅はそこまで太くなく、ロードバイクの1.5倍ほどです。ロードバイクに近い運動性を備え、未舗装路をより速く走れるように設計されているので、シクロクロスの競技に出て走るのに最適な自転車です。

 シクロクロス競技は、時間が1時間以内と短く、周回コースも短いため、首都圏でもコースを設営することができます。それが、交通事情が厳しく、狭い日本でも人気が出てきている理由のようです。

 シクロクロスバイクには、ロードバイク用のスリックタイヤを取り付けられるというメリットがあるので、舗装・未舗装両方を1台の自転車で楽しみたいという人には、最適な自転車と言えるでしょう。