世界共通のブルベの認定メダル。高級感があり、獲得すると満足度が高い

世界共通のブルベの認定メダル。高級感があり、獲得すると満足度が高い

岩島啓太(いわしま・けいた) 1979年、東京都生まれ。東京・日野市でロードバイクプロショップを経営する傍ら、日本、世界で開かれるロードバイクレースに参加。自転車専門誌に寄稿し、生長の家のSNI自転車部との関わりも深い。

岩島啓太(いわしま・けいた)
1979年、東京都生まれ。東京・日野市でロードバイクプロショップを経営する傍ら、日本、世界で開かれるロードバイクレースに参加。自転車専門誌に寄稿し、生長の家のSNI自転車部との関わりも深い。

 今年(2019)2月、沖縄で開かれた「ブルベ」というイベントに参加しました。ブルベは、フランス発祥のノーサポート、自己責任の長距離サイクリングイベントで、日本でも全国各地で開催されているため、1年中チャレンジすることができます。

 主催者が公表したルートに従って各チェックポイントを通過し、ゴールを目指すのですが、タイムや順位に関係なく、制限時間内に完走すれば認定を受けられます。

 道路交通法をきちんと守ること、装備をちゃんと整えること以外は比較的自由なため、ルートを覚えるのもペース配分を考えるのも自己判断で、途中、きつくなれば、いつでもリタイアできます。制限時間は、結構余裕を持って設定されているので、事前にルート沿いの名所や景色、ご当地グルメを調べ、楽しみながら走るのもブルベの醍醐味の一つです。

 今回のブルベでは、300キロ、400キロ、600キロを完走し、それぞれ認定メダルを獲得しました。年輩の方や女性もチャレンジしていて、雨が降って過酷な状況にもかかわらず、多くの人たちが完走しました。私も常になく長距離を走ったため、自分へのチャレンジという意味で、とても満足度の高いイベントでした。

 自転車歴15年の私ですが、実を言うとブルベの参加は初めてで、1日400キロも走るのも初の経験でした。普段はレースに向けたトレーニングをメインに自転車に乗っているため、今回、違う側面から自転車の魅力を発見することができ、新鮮な体験となりました。

 このように、長年乗っていてもまだまだ奥が深く、好奇心、探究心が尽きることがないのが自転車なのです。

 今月までの12回の連載では、自転車の始め方、利点と危険性、メンテナンスの仕方、ロードバイクなどの自転車の種類、ヘルメットの重要性、サイクリングウェアのメリットなどを紹介してきました。次号からは、もう少し踏み込んだ自転車の楽しみ方を伝えていきます。乞うご期待!