井澤春華 長崎県出身、長崎市在住。2017年10月に27歳で結婚。生長の家青年会員で、現在は長崎南部教区光明実践委員議長を拝命。2019年7月に第一子を出産予定で、新しい生命の誕生を楽しみにしている。趣味は、バスケットボールなど、体を動かすこと。

井澤春華
長崎県出身、長崎市在住。2017年10月に27歳で結婚。生長の家青年会員で、現在は長崎南部教区光明実践委員議長を拝命。2019年7月に第一子を出産予定で、新しい生命の誕生を楽しみにしている。趣味は、バスケットボールなど、体を動かすこと。

 お付き合いが進むうちに、式はどこで挙げるか、結婚したら互いの宗教はどうするか、洗礼は受けるのか、子どもが生まれたら宗教はどうするのかなど、結婚するまでに決めておきたいことを二人で話し合いました。

 私には、「子どもが生まれたら、宗教は夫婦で統一していた方が、子どもも混乱しないですむのかな」と悩む時期もありました。そんな時、3人の子どもを育てている生長の家青年会(*1)の友人に相談すると、「お父さんはカトリックで、お母さんは生長の家で、こんな勉強をしているよって教えたら、子どもはどっちも勉強できるからいいんじゃないのかな」と言われて、心がすっきりしました。宗教が違うからこそ色々な勉強ができ、発見があると思うと、異なる宗教の人と一緒になるのは素晴らしいことだと思えるようになりました。そして、この人となら絶対に大丈夫と確信して、結婚を決めました。

 式は教会で挙げると決めていましたが、教会での結婚式には、洗礼を受けた者同士の式と、一方が洗礼を受けないまま行う式の2種類がありました。私は洗礼を受けるどうか、とても悩みました。もし受けるなら、カトリックの教えを理解した上で受けたいと思いました。中途半端な気持ちで洗礼を受けては、神様やカトリックを熱心に信仰している主人のご家族に申し訳ないという思いもあり、最終的には洗礼を受けないことにしました。私の気持ちを尊重してくれた主人や、主人の両親にはとても感謝しています。

イラスト/石橋富士子

イラスト/石橋富士子

 結婚後は、より互いの宗教を大切にする生活を心がけています。結婚したら自宅を会場にして夫婦で誌友会を開きたいと思っていましたが、主人は快く引き受けてくれて、毎月夫婦で誌友会(*2)を開いています。日曜日には一緒に教会へミサに行き、祈りを捧げています。わが家には生長の家の「実相」の掛軸もあれば、主人の祖母からいただいたキリスト像もあります。周りから見たら不思議な家庭かもしれませんが、この生活スタイルこそ私たちだけにしかできないものだと思っています。

 結婚願望のなかった私が、結婚して良かったと思う日が来るなんて、想像もしていませんでした。主人との縁をつないでくれた上司や、こんなに素敵な人に育てて下さった主人の両親には感謝の気持ちでいっぱいです。

 そして、喧嘩ばかりして、私が「結婚なんかするものか」と思う原因となった両親。母は父と言い争うと、「これは喧嘩じゃなくて話し合いだからね」とよく言っていました。子どもの頃は「何てひどい言い訳なんだ」と思っていましたが、今では私たちきょうだい4人を育てるために、一所懸命、夫婦で話し合っていたからなんだと思えるようになりました。そう思うととてもありがたく、二人の子どもに生まれて良かったという思いを新たにしています。

*1 12歳以上40歳未満の生長の家の青年男女の組織
*2 教えを学ぶつどい