生長の家白鳩会総裁が本誌に連載した原稿を1冊にまとめ、今年(2019)4月に発刊された最新のエッセイ集。喜びや明るい出来事に心を向ける「日時計主義の生き方」を心がけることの大切さが、分かりやすく記されている。

『46億年のいのち』  谷口純子著 生長の家刊 1,296円+税

『46億年のいのち』 
谷口純子著 生長の家刊 1,296円+税

 最近、仕事で落ち込む事があった時、この本を手に取り、「自分を褒める」というエッセイが目に留まりました。そこに書かれているように、物事の良い面に着目する「日時計主義」を自分自身に当てはめてみると、頑張ったことが次々に思い出され、新しいアイデアが浮かんできました。すると、落ち込んでいた気持ちは消え、新たな目標ができ、仕事に前向きに取り組めるようになりました。

 本書は、1つのエッセイを5分ほどで読むことができます。ちょっとした時間に自分の興味があるタイトルから読み始めていくことができ、どのエッセイも読み終わった時はワクワクした気持ちでいっぱいになります。

 さらに本書を読んで、環境問題に対する意識が高まり、生活スタイルを考えるきっかけにもなりました。わが家には小さな菜園があります。苗が育ち、実を付ける過程で、チョウやミツバチが受粉を助けていることを知り、自然の生かし合い、支え合いのすばらしさを学ばせてもらいました。

「多くの人が自分の生活と自然との結びつきを考えて、生活することにより、自然環境の回復に貢献することができる」(181ページ)

とあるように、自己中心的な生活ではなく、他の人や地球上の生き物、自然に思いを馳せ、想像力を働かせながら、日々の生活を送っていきたいと、思いを新たにしました。

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竹若智美(たけわか・ともみ)(生長の家光明実践委員)

埼玉県在住。最近、片道12キロの職場まで、自転車で通勤することが増えた。休日は子どもたちとキャンプを楽しんでいる。