井澤春華 長崎県出身、長崎市在住。2017年10月に27歳で結婚。生長の家青年会員で、現在は長崎南部教区光明実践委員議長を拝命。2019年7月に第一子を出産予定で、新しい生命の誕生を楽しみにしている。趣味は、バスケットボールなど、体を動かすこと。

井澤春華
長崎県出身、長崎市在住。2017年10月に27歳で結婚。生長の家青年会員で、現在は長崎南部教区光明実践委員議長を拝命。2019年7月に第一子を出産予定で、新しい生命の誕生を楽しみにしている。趣味は、バスケットボールなど、体を動かすこと。

 私は自分が生長の家を信仰していることや、教区青年会(*1)委員長として青年会活動をしていることなどを、包み隠さず話しました。私が一通り話し終わると、彼は「すごい活動をしていますね」と言ってくれました。正直、出会って一週間ほどの人に宗教の話をして、どう思われるか不安でしたが、まさかほめてもらえるとは思わず、とても嬉しかったのを覚えています。

 逆に彼に、「どうしてそんな質問をするんですか?」と聞いたところ、彼自身もカトリックの信仰を持っていることが分かりました。もし今後お付き合いするなら、結婚を前提としたお付き合いをしたいから、どんな宗教を信仰しているか確認したかったようです。

 その日の彼との食事では、互いの宗教の話をしました。そして食事の後、しばらくドライブをしていると、彼から告白をされました。まだお互いのことはよく分からないけど、宗教の話をしたことで何となく心の距離が縮まり、お付き合いをすることになったのです。

 私は結婚願望はなかったものの、もし結婚するのなら、自分の信仰を否定せず、受け入れてくれる人としたいと思っており、彼も同じ考えでした。なので、私は彼を生長の家の行事や誌友会(*2)に誘って、自分が信仰している宗教とはどういうものか、彼自身に感じとってもらうことにしました。

イラスト/石橋富士子

イラスト/石橋富士子

 初めて誌友会に参加した彼は、「明るい人たちばかりだね」と言ってくれて、講習会に参加した時は、「カトリックの教えと似ている話が出てきたね」などと、いつも真剣に向き合ってくれました。きっとそれは、彼自身もカトリックの教えを大切にし、熱心に信仰しているからだと思いました。

 彼に聞くと、子どもの頃から日曜日はミサに行ってお祈りをし、教会学校にも通っていたというのです。カトリックの人には当たり前の習慣かもしれませんが、彼は大人になっても毎週日曜日にミサへ行き、行けない時は、土曜日の夜に行っていました。たとえ土曜日の夜に私との予定があっても、「明日ミサに行けないから、今日行ってきてもいい?」と聞かれることがあり、正直「せっかくのデートなんだから、一回くらい休んでもいいんじゃない」と思う時もありました。でも、そんな熱心な姿に心を惹かれました。時には、二人でミサに行くこともありました。

 ある日、彼に「どうしてそんなに熱心なの? 忙しいのに毎週ミサに行って偉いよね」と言ったことがあります。すると彼は、「小さい頃からずっと行っているからね。子どもの頃はミサに行かなかったら、熱心に信仰しているおばあちゃんの身に、何か悪いことが起こるんじゃないかなと思って、どんな時でも行ってたけど」と言い、真剣に話すその姿に、何て純粋な人なんだろうと愛おしく思いました。(つづく)

*1 12歳以上40歳未満の生長の家の青年男女の組織
*2 教えを学ぶつどい