siro110_Q_A_1c

siro72_Q_A_Q隣の市に住む42歳の一人息子の夫婦は、結婚して10年が経った今も子宝に恵まれません。嫁は40歳になり、子どもはもう無理かもしれないと、私ばかり気が焦っています。息子は、子どもがいなくても夫婦二人で楽しく生活できると言っていますし、私も息子の幸せが一番ですが、どこか諦め切れない思いがあります。(A子・70歳)

 あなたは一人息子さんを大切に育ててこられました。息子夫婦が子宝を授かったら、どんなに幸せで有り難いことかと望まれるお気持ちはよく分かります。しかし、子どもは神様からの授かりものですから、執着を放ち、神に全托して、息子さん夫婦の実相(*1)を神の子として心から礼拝し、神の御心のままに導き給えと祈ることです。

 谷口清超・前生長の家総裁は、『人生の断想』(日本教文社刊)の中で、「愛するとは、執着することではない。『放つこと』が愛である。しかしそれは、いいかげんに相手をつき放して無関心でいることではなく、平素から一心に相手のためにつくし、その人を『神の子』として礼拝し、神の御心にその人を全托することなのである」(120ページ)と説かれています。

 現象の不足を見るのではなく、観の転換をしましょう。神想観(*2)をして、人間・神の子、自他一体の自覚を深め、天地一切のものに感謝しましょう。自分の力で生きているのではなく神の大いなる恵みや、多くの人の愛念によって生かされていることに気づくことができます。そして、他のお役に立つ愛を実践することをお勧めします。あなたに内在する神の無限の愛を引き出して、人生の目的である神の子の素晴らしさを表現していきましょう。

 さらに、感謝の心で人間だけでなく自然に対しても愛を行じていきましょう。地球温暖化が人類共通の喫緊の課題となっている今、自然と調和した生き方が求められ、それが未来世代に美しい地球を残すことにつながります。

 日常の中で倫理的な選択として、有機栽培で野菜を作ったり、自転車を活用したり、日用品を手作りする等、自分の体を大いに使って、できるだけ二酸化炭素を出さない生き方を実践し、自然との一体感を深める心豊かな生活を送ることです。未来世代のために、このような生き方をしてみませんか。

*1 神によって創られたままの完全円満なすがた
*2 生長の家独得の座禅的瞑想法

siro110_Q_A_2
*回答者 橋本定子

生長の家本部講師。家庭菜園で収穫した野菜でノーミート料理を作り、秋には干し柿作りを楽しむ。

 

 

●あなたの相談をお寄せください
誌上では匿名にしますが、住所、氏名、年齢、生長の家の信仰歴を明記の上、お送り下さい。なお、掲載しない場合でも生長の家講師等からの回答をお送りします。
〒409-1501 山梨県北杜市大泉町西井出8240番地8182 生長の家メディアセンター内 日本教文社「白鳩Q&A係」 FAX:055-213-5022 メール:shirohato@kyobunsha.jp