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娘が通う中学校ではタブレットを使った学習がありますが、娘はその授業中にゲームをしていて注意を受けました。自分の意志で止めるのは難しいようなので、タブレット学習のない中学へ転校させようと考えていますが、夫はそれによって娘が傷つくことを心配しています。娘に一番良いのはどのような選択でしょうか。(A子・36歳)

 娘さんの幸せを心から願う母親の、深い愛が込もったご相談だと思いました。まずお伝えしたいのは、タブレットを使って授業をしたり、ゲームをしたりすることは悪いことではないということです。ただ、タブレットを使った授業中に、娘さんがついゲームをしてしまう状況をなんとかしたいということですね。

 しかし、そうした「良くない姿」を心で掴(つか)み、「なんとか良くしたい」という気持ちでいる間は、なかなか親も子も心が自由になれないものです。とくに親が子どもの良くない姿に心が縛られていると、娘さんの方でも「本当はこのままではいけない」と分かっているのに、そうした親の気持ちに縛られて身動きがとれなくなる場合もあります。

 生長の家では、「人間は神の子であり、神の子の本当の姿は完全円満である」と教えられています。まず、お母さんが「ゲームに縛られているわが子」と思わず、娘さんの良い面を見て本来の完全さを心に描き、それが現れることを真剣にお祈りすることです。

 やがてはその祈りが通じて、娘さんの本来のすばらしさが現れ、ゲームの誘惑からも解放されるようになるでしょう。さらには現象的な姿にとらわれない本来の親子関係に立ち返ることができ、それは親と子をつなぐ一生の宝になるはずです。

 生長の家白鳩会(*)総裁・谷口純子先生は、著書の『46億年のいのち』(生長の家刊)の中で、「困難の原因は、その困難な“悪現象”そのものにはない。(中略)困難を“悪”と決めつけて、排斥するのではなく、目の前の困難は、自分の不足を教えてくれる“宿題”や“課題”であり、実は“善”でもあると知ることだ」(166ページ)とお示し下さっています。

 ご主人とよくお話合いになり、子どもの幸福を祈る今の時間が、将来の宝となることをお祈りいたします。

 生長の家の女性の組織

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*回答者 石田恵子

生長の家岡山教区地方講師。高1、中3、小4の3人の息子の母親。毎朝の弁当作りが楽しみ。