illustration 天野恭子

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成田貢(なりた みつぐ) 生長の家青森教区青年会委員長。趣味は演劇鑑賞と地元プロバスケットチームの青森ワッツを応援。シーズン中は毎回ホーム戦に行き、声が枯れるまで熱く応援している。

成田貢(なりた みつぐ)
生長の家青森教区青年会委員長。趣味は演劇鑑賞と地元プロバスケットチームの青森ワッツを応援。シーズン中は毎回ホーム戦に行き、声が枯れるまで熱く応援している。

 今回は、私が大好きな青森の冬の食材と保存食を使ったお弁当です。

 青森では寒くなると、野菜と真鱈の生子(なまこ)を使った子和(こあ)えを作ります。私は子供の頃からこの料理が大好きで、一人暮らしを始めたときに作り方を教わり、作るようになりました。

 おにぎりは、保存食の若生昆布(わかおいこんぶ)で包んでみました。昆布そのものは、3月末から4月の間に採れる、若く柔らかい昆布を塩漬けして冷凍保存したものです。昆布の味が濃いので、具無しおにぎりに巻いて食べます。青森や函館付近の一部で食べられています。

 さばの塩焼きは、八戸産の脂の乗ったさばを使っています。ゴボウも県内産のものを柔らかく煮て、冷凍保存したのを入れてあります。青森には保存食がたくさんあり、今回のお弁当はその特性を生かしたものです。

 子和えもそうですが、青森にはノーミートの郷土料理もたくさんあります。これまで4回にわたり紹介させていただいた私のお弁当も、そんなオカズを使いました。

 今回で最後となりましたが、毎回どんなお弁当を紹介しようかと、わくわくしながら作りました。

 皆さんがノーミート弁当を作るときのヒントになっていたらうれしいです。

* たげめぇ=すごくおいしい