illustration 天野恭子

illustration 天野恭子

松﨑いづみ/生長の家長崎南部教区青年会委員長 長崎市在住。夫と2人暮らし。数か月前から刺繍を始め、小物などにアレンジを加えるのが楽しみ。

松﨑いづみ/生長の家長崎南部教区青年会委員長
長崎市在住。夫と2人暮らし。数カ月前から刺繍を始め、ポーチなどに自分なりのアレンジを加えるのが楽しみ。

 ある日、仕事から帰ってきた主人が、お弁当箱をカバンから出しながら、こう話しだしました。

「今日お昼を食べながら、職場の人に、自分の弁当には一切お肉が入ってないんだとアピールしてきた」と。それだけではなく、家畜を早く太らせ、「良質な肉」にするために穀物飼料が使われていて、その穀物を世界の飢えで苦しむ人に回せば飢餓問題はなくせるということを、お弁当を見せながら話したそうです。

 積極的に生長の家の話を聞く方ではなかった主人の行動に、私は驚きました。同時に嬉しさが込み上げてきて、良いと思ったことを躊躇なく伝えることができる主人は素晴らしいなぁと、心から尊敬しました。

 私はといえば、自分がノーミート料理に取り組むだけで満足し、自己完結していました。ノーミートにすることの意義を伝えるせっかくの機会だったのに、それを生かしていなかったと反省しました。

 気負わず人に伝えることを教えてくれた主人、お弁当を食べた後は、いつもピカピカに洗ってきてくれます。私は翌朝、ノーミートのおかずを詰め、また送り出します。