illustration 天野恭子

illustration 天野恭子

松﨑いづみ 長崎市在住。夫と2人暮らし。数か月前から刺繍を始め、小物などにアレンジを加えるのが楽しみ。

松﨑いづみ
生長の家長崎南部教区青年会委員長。 長崎市在住。夫と2人暮らし。数か月前から刺繍を始め、小物などにアレンジを加えるのが楽しみ。

 去年(2017)8月に結婚し、主人と私の2人分のお弁当を作っています。「目にも美味(おい)しく彩(いろど)りよく」がモットーで、感謝とお昼からの頑張りにつながるよう心を込めて作っています。

 お弁当に限らず、我(わ)が家ではお肉を使いません。すべての生命を尊(とうと)ぶのが生長の家の教えであり、肉食の弊害(へいがい)を知っているからです。また、食材はできるだけ生産地からの輸送距離の短い、地元や近隣県産のものを選ぶようにしています。ありがたいことに、野菜も魚もおいしい長崎。特にアジは漁獲量が日本一、長崎では一番ポピュラーで、マグロや鮭(さけ)より食卓に上ります。

 今回の弁当はお裾分(すそわ)けのアジを唐揚げにしました。副菜は、新玉ねぎ、人参、魚肉ソーセージ、ほうれん草をケチャップで炒(いた)め、仕上げに粉チーズをかけた具だけナポリタンと、卵焼き、ほうれん草のおひたし。ほうれん草を使うと思い出すのが、「ほうれん草は根っこの赤いとこが一番甘くて、栄養があって美味しかとよー」という母の言葉。泥が挟まりやすく、つい切り落としたくなりますが、丁寧(ていねい)に洗い使い切ります。料理をしていると、母が教えてくれた一つ一つが思い出されます。