職場の先輩が苦手です。入社したての頃は先輩も優しく接してくれていたのですが、今はミスをすると、そのミスをしたことだけではなく、以前のことまでも言われてしまうので、注意されるとおどおどしてしまい、それでさらに怒られます。どうしたらいいでしょうか? (21歳、女性)

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佐藤幸士(さとうこうじ)生長の家本部講師補 生長の家本部練成道場勤務。練成課長代行・能力開発センター事務局長。北海道札幌市生まれ。菜園で花や野菜を育てるのを楽しんでいる。

佐藤幸士(さとうこうじ)生長の家本部講師補
生長の家本部練成道場勤務。練成課長代行・能力開発センター事務局長。北海道札幌市生まれ。菜園で花や野菜を育てるのを楽しんでいる。

A 相手に何かを期待するよりも、自分から相手の良い所を探そう

 入社したての頃は、先輩も優しく接してくれていたのに、今はミスしたことだけではなく、過去のことも引き合いに出して、いろいろと言ってくる。そんな先輩に対して、また注意されるのではないかと、おどおどしてしまう、という悪循環(あくじゅんかん)が続いているのですね。社会人にとって、職場は一日の大半を過ごす場所です。そこでの一番の悩みの種(たね)となるのが、やはり「人間関係」です。

日時計主義の生き方

 ところで、あなたは無意識のうちに先輩に対して、「以前は優しかったのに変わってしまった」などと思っていませんか。先輩にこうしてほしいと期待するより、まず日頃から、先輩の良い所を探してみてはいかがでしょう?

 生長の家では、日時計が太陽の輝く時刻のみを記録するように、できるだけ輝く喜びのできごとのみを記憶し、語り、思い出す生き方のことを、「日時計主義」の生き方といっています。

 悲しく、ゆううつな思いを、心のなかで繰り返し反芻(はんすう)するのではなく、物事の明るい面のみを見て、それを心に刻(きざ)むとき、幸福な人生を歩むことができるのです。

 ぜひあなたも、日頃から人の良い所を見る練習をすることです。そうすると、自然と先輩に対して、自分の気持ちを偽(いつわ)らず、好意的に接することができるようになります。

 先輩からすると、後輩が自分のことをよく見てくれているというのは、悪い気はしません。たぶん、「自分から学ぼうと必死なんだ」と、あなたの仕事に対する姿勢を評価してくれるでしょう。

自分が変われば、世界が変わる

 また、次のことを心掛(こころが)けてみてはいかがでしょう。先輩より少し早く出社して、職場に対する意識の高さを表してみるのです。そして、出社した後は、社内の掃除(そうじ)や仕事内容の予習・復習などをするといいですよ。

 さらには、自分から笑顔で明るく元気よく「おはようございます」、仕事終わりには「今日も一日ありがとうございました。失礼します」など、挨拶(あいさつ)を心掛けてみてはいかがでしょう。気持ちの良い挨拶(あいさつ)が出来ていると、先輩に好印象を持ってもらえます。

 そして、先輩から教わったことは、細かな事でもメモやノートに取り、臆(おく)せずに質問するのです。先輩のタイミングを気遣(きづか)い、尻込(しりご)みせず、積極的に時間を作ってもらうよう心掛けていきましょう。

 あなたがいま、苦手とすることは、ただ練習が足りていないだけです。自分から声をかけることを続ければ、先輩とのコミュニケーションも、上手に取れるようになってくるはずです。そして、あなたが困った時には、人生の先輩として、様々な面で心強い味方となってくれることでしょう。

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