大切な自転車のケア。左上=サドルレールの調整 右上=ブレーキワイヤーボルトの増し締め 左下=フロントディレイラーボルトの増し締め 右下=ステムボルトの増し締め

大切な自転車のケア。左上=サドルレールの調整 右上=ブレーキワイヤーボルトの増し締め 左下=フロントディレイラーボルトの増し締め 右下=ステムボルトの増し締め

岩島啓太(いわしま・けいた) 1979年、東京都生まれ。東京・日野市でロードバイクプロショップを経営する傍ら、日本、世界で開かれるロードバイクレースに参加。自転車専門誌に寄稿し、SNI(生長の家)自転車部との関わりも深い。

岩島啓太(いわしま・けいた)
1979年、東京都生まれ。東京・日野市でロードバイクプロショップを経営する傍ら、日本、世界で開かれるロードバイクレースに参加。自転車専門誌に寄稿し、SNI(生長の家)自転車部との関わりも深い。

 皆さんは歯を大切にしていますか?

 私たちには、虫歯予防に歯を磨く習慣があります。毎日使う歯は、悪くなる前にしっかりとケアするのが常識です。

 自転車も同じです。快適に自転車に乗りたいのであれば、歯と同じようにきちんとケア(整備)することが大切です。

 自転車には、車と違って車検がありません。自転車に乗る習慣がつき、ある程度の距離を走ったら、自分でケアするか、自転車店でケアしてもらわなければなりません。

 見た目では悪いところがなくても、使用するうちに徐々に傷みが蓄積されていきます。常日頃から自分の命を預ける自転車を、しっかりメンテナンスしましょう。

 自転車は、大切に使えば案外、長い間乗ることができるものです。15年前、私が自転車を始めた時に購入したロードバイクは、まだ現役です。安全性と機能性に問題がない限り、できるだけ長く使い、自転車ライフを楽しんでほしいと思います。

 1万円を切る価格で売られているママチャリと、4万円以上で売られている自転車との違いはなんでしょうか。国産か外国産かを別にすれば、その差は、素材や精度、耐久性にあります。激安自転車の中には、日本の安全基準を満たしていないものがあったりします。もちろん、中には安くて質の良いものもあるでしょう。

 しかし、それを見極めるのは至難の業です。安いからという理由で買ったはいいけれど、ブレーキの効きが甘く、すぐにガタがきて錆びだらけになり、使い捨ててしまうのではもったいないですし、第一、それでは自転車も可哀そうです。

 ですから、これから自転車を購入する皆さんは、長く乗ることを念頭において、自転車作りにしっかりとしたポリシーを持つメーカーから選ぶのが良いと思います。

「手放すのが惜しい」と思えるような、自転車に出合えるといいですね。

今月のポイント
・愛車を定期的にメンテナンスに出そう
・注油、空気圧チェック、車体清掃は、自分でやってみよう