塚越 誠(つかこし まこと) 昭和36年、東京生まれ。昭和61年に山梨県北杜市に移住。有機農法による米作り、野菜作りを行う。生長の家国際本部の職員食堂に米を納めている。

塚越 誠(つかこし まこと)
昭和36年、東京生まれ。昭和61年に山梨県北杜市に移住。有機農法による米作り、野菜作りを行う。生長の家国際本部の職員食堂に米を納めている。

 コンパニオンプランツの効果の一つに害虫除(よ)けがあり、代表的なものとしては、キャベツ(アブラナ科)とレタス(キク科)の組み合わせがあります。

 キャベツやブロッコリーなどのアブラナ科によくつく害虫は、アオムシ(モンシロチョウの幼虫)、コナガの幼虫、ヨトウムシ(ヨトウガの幼虫)などがあげられますが、これは、モンシロチョウなどが卵を産み付けるのがアブラナ科だけだからです。レタスなどキク科の植物は、モンシロチョウなどを寄せ付けない何か特有の成分を出しているようです。 

 このように、キャベツとレタスを混植すると互いの害虫を避け合うので、どちらの野菜にも害虫が付きづらくなります。

 植え付ける場合は、キャベツ2、3株にレタス1くらい。レタスは、玉レタスよりサニーレタスやサンチュなど、リーフレタスのほうが効果が大きいです。

 逆に、ジャガイモやローズマリーは、隣に植えたり、近くにあると、生長を阻害するので下の表を参考にしてください。

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 アブラナ科とニンジン、パセリ、セロリ、ミツバなど、セリ科の野菜の組み合わせはどれでも効果があります。アブラナ科にはモンシロチョウ、セリ科にはキアゲハが産卵にきますが、近くに植えると嫌いな香りで混乱させることができます。

 植え付けはニンジン、カブなどを交互に条(すじ)まき(*)します。カブのほうが成長が早いので、ニンジンが発芽してからカブの種を播(ま)きます。

 シソ科には青ジソ、赤ジソ、バジル、ミント、ローズマリーなど多くのハーブ類があり、独特の香りを持っています。サルビアもハーブのセージと同じ仲間です。ただサルビアはヨトウムシには効果が少ないので、レタスのほうがよいでしょう。

*生長の家では、SNIオーガニック菜園部というクラブがあり、ノーミートの食生活を心がけ、野菜や穀物を有機農法によって自ら栽培することに挑戦している。