塚越 誠(つかこし まこと) 昭和36年、東京生まれ。昭和61年に山梨県北杜市に移住。有機農法による米作り、野菜作りを行う。生長の家国際本部の職員食堂に米を納めている。

塚越 誠(つかこし まこと)
昭和36年、東京生まれ。昭和61年に山梨県北杜市に移住。有機農法による米作り、野菜作りを行う。生長の家国際本部の職員食堂に米を納めている。

「ミニトマトの作り方」2回目の今回は、追肥(ついひ)のやり方から紹介しましょう。

 プランターでミニトマトを育てる場合、地植えと違って、根が張る範囲が限られてしまうため、肥料切れになると生長が止まり、実が大きくなりません。そこで大切なのが追肥です。

 まず接(つ)ぎ木苗を植えつけた時、苗の周囲に油かすや米ぬかをぱらぱらと振っておきます。その後は、第1花房に実がなってくる頃を目安に、あとは2週間に1度ぐらいの割合で追肥します。この追肥には、植えつけた時とは違い、発酵(はっこう)油かすを使うといいでしょう。

 元肥として使った油かす(前号参照)は、土の中で一度発酵してから植物が利用できるようになるまでに時間が必要ですが、発酵油かすは、水に溶け出すとすぐ効き始めます。それでも、化成肥料ほど速効性はないので、余裕を持って撒(ま)いておいたほうがよいと思います。

 次に水やりですが、プランターの土の表面が乾いたら、底から水が流れるぐらいたっぷりとあげます。この場合、培養土を作る時と同じように、米のとぎ汁、空(から)になったヨーグルト、納豆の容器をすすいだ水を含ませて一緒にあげると、病気に強い、抵抗力のあるミニトマトが育ちます。

プランターを使った栽培でも、このようにみずみずしいミニトマトが収穫できる

プランターを使った栽培でも、このようにみずみずしいミニトマトが収穫できる

 プランターは、日当たりがよく、風当たりが強くない場所に置き、支柱いっぱいに葉が伸び、花が出てきたら花の上の葉を2枚残して摘心(てきしん)します。ミニトマトは、花の上の2枚と下の1枚あれば実が大きくなるからです。

 摘心時に、まだ葉が青々としていたら支柱に絡(から)んでいるヒモをほどき、蔓(つる)を下げて栽培を続けることもできます。1段目の収穫が終わったら、その下の葉は全部取り除き、2段目以降も同じようにしていきます。そうすれば、霜が降りる頃まで収穫することも可能です。