塚越 誠(つかこし まこと) 昭和36年、東京生まれ。昭和61年に山梨県北杜市に移住。有機農法による米作り、野菜作りを行う。生長の家国際本部の職員食堂に米を納めている。

塚越 誠(つかこし まこと)
昭和36年、東京生まれ。昭和61年に山梨県北杜市に移住。有機農法による米作り、野菜作りを行う。生長の家国際本部の職員食堂に米を納めている。

 これまでは、畑を使ったオーガニック野菜の栽培方法について書いてきました。今回からは畑がなくても、日当たりと風通しの良いベランダなどがあればできる、プランターを使った野菜の栽培の仕方について紹介してみたいと思います。

 まず、どんなプランターを使うかですが、プランターには、価格やサイズなどたくさんの種類があります。どんな野菜を作りたいのか、置く場所はどんなところか、それからプランターを移動させる時のことを考えて選ぶとよいでしょう。

 ただ、一つ覚えておいていただきたいのは、野菜は花よりも深く根を張るため、なるべく底が深いプランターにしたほうが、うまくできるということです。

 次に栽培する野菜についてですが、最初に作る場合は、収穫までの期間が短い小松菜、ほうれん草、リーフレタスなどの葉物野菜にすると育てやすいと思います。

 これなら、小さいプランターでも作れますし、プランターがなくても、発泡(はっぽう)スチロールの空き箱の底に排水用の穴を開けて、代用することもできます。発泡スチロールは、土を保温する効果があるので、春先の夜の急な冷え込みの対策にもなり、一石二鳥です。 

こんなふうにしてプランターで野菜を作る。これは、コリアンダー(パクチー)の写真

こんなふうにしてプランターで野菜を作る。これは、コリアンダー(パクチー)の写真

 土は、有機の培養土を使います。自分で配合することもできますが、初めは調整してある市販の有機の培養土を使ったほうが確実です。一口に有機の培養土と言っても、さまざまな種類があるので、インターネットで検索するなどして、慎重に選んでみてください。

 葉物野菜は、種から育てます。なるべく値段が高い種を購入し、表示に従って適量を播(ま)きますが、袋にはプランターには播ききれないほどの種が入っているので、残った種は冷暗所に保管して置きます。仮に失敗しても、播き直しができますし、翌年、また使うこともできます。