塚越 誠(つかこし まこと) 昭和36年、東京生まれ。昭和61年に山梨県北杜市に移住。有機農法による米作り、野菜作りを行う。生長の家国際本部の職員食堂に米を納めている。

塚越 誠(つかこし まこと)
昭和36年、東京生まれ。昭和61年に山梨県北杜市に移住。有機農法による米作り、野菜作りを行う。生長の家国際本部の職員食堂に米を納めている。

 プランターで野菜を栽培する場合、どんな野菜にするかは、基本的に「食べてみたい、作ってみたい」ものでいいのですが、前回書いたように、最初は、葉物野菜にしたほうがいいと思います。今回は、その中でも生育が旺盛で育てやすく、周年栽培が可能な小松菜の作り方を紹介します。

 小松菜は、栽培期間が短いため、どんなプランターを使っても大丈夫です。種は、幅5センチくらいに筋状(すじじょう)に播(ま)きます。小松菜の場合、途中、生長した葉を間引きしながら食べられるので、種は少し厚めに播いても問題ありません。

 種が隠れる程度に土をかけ、表面が乾かないよう、毎日、水やりをすれば3日ほどで芽が出てきます。その後は、土の表面が乾いたら、プランターの底から流れるくらいたっぷりと水を与えます。気温が上がってくる時期はよいのですが、頻繁に水をあげ過ぎると根腐(ねぐさ)れしやすく、生育不良になることがあるので注意してください。

 本葉が出始めたら、4、5センチ間隔を目安に、順次間引きします。栽培時期によっては、アブラムシ、コナガなどの虫がつくので、必要に応じて、プランターにトンネル状に防虫ネットを掛けるなどの対策をとるといいでしょう。

プランターの中で芽を出した小松菜。本葉が出始めたら、順次間引きをする

プランターの中で芽を出した小松菜。本葉が出始めたら、順次間引きをする

 収穫が遅れると茎が硬くなりますから、早め早めにハサミで切り取って収穫すると、新しい芽がまた出てきます。古くなったり、枯れた葉はどんどん取り除いてください。

 収穫期間が短いため、追肥(ついひ)は特に必要ありませんが、発酵食品の洗い水を与えたり、スプレーで葉面に散布してあげると殺菌効果が期待できます。

 収穫し終わったら、根は土の中に置いたままにし、表面に、腐葉土(ふようど)、落ち葉、刈った草、わら、もみ殻(がら)などの有機物をかけ、米ぬかや油かすを振りかけて乾かないように、発酵食品の洗い水をかけておくと土がフカフカになり、次にそのまま使えます。