2018年3月23日~25日、インドネシアのビンタン島で開催された「ツール・ド・ビンタン」に出場し、優勝した時の岩島さん

2018年3月23日~25日、インドネシアのビンタン島で開催された「ツール・ド・ビンタン」に出場し、優勝した時の岩島さん

岩島啓太(いわしま・けいた) 1979年、東京都生まれ。東京・日野市でロードバイクプロショップを経営する傍ら日本、世界で開かれるロードバイクレースに参加。自転車専門誌に寄稿し、SNI(生長の家)自転車部との関わりも深い。

岩島啓太(いわしま・けいた)
1979年、東京都生まれ。東京・日野市でロードバイクプロショップを経営する傍ら日本、世界で開かれるロードバイクレースに参加。自転車専門誌に寄稿し、SNI(生長の家)自転車部との関わりも深い。

 皆さんは、ふだんどのくらい自転車に乗っていますか? 私は毎日乗っています。自転車の魅力に、すっかり取り憑(つ)かれてしまっているからです。

 新しくスタートするこのコーナーで、これから、自転車のさまざまな魅力、楽しみ方などについて伝えていければと思います。まず、自己紹介を兼(か)ねて、私と自転車との“馴(な)れ初(そ)め”について紹介してみましょう。

 今でこそ、どっぷりと自転車漬(づ)けの生活を送っている私ですが、以前は、自転車に全く興味がなく、ただの移動手段という認識でした。自転車の魅力に目覚めたのは、大学3年の夏、工学部の授業で、一人乗りの電気自動車を製作する講義を受けたのがきっかけでした。

 一人乗りの電気自動車を製作するには、自転車の軽いパーツ仕様(しよう)にするのが最適であることが分かり、自転車の雑誌を読みあさるうちに、自転車のスタイリング、機能美に惹(ひ)かれたのです。無性(むしょう)に自転車が欲しくなり、貯金をはたいて、学生の身分では少し高価な、イタリア製の最新のロードバイク(競技用自転車)を手に入れ、間もなくロードバイクのレースに出るようになりました。

 それから15年が経(た)ち、3年前からは、趣味が高じて東京・日野市で小さなロードバイクのプロショップを経営するようになりました。そしてその傍(かたわ)ら、現在は、店に所属する約100名のメンバーとともに、日本はもとより、世界各国のロードバイクレースに参加し、自転車を楽しんでいます。

 自転車に乗っているおかげで、人との出会いが増えました。日本全国、世界各国、自転車というツールは、シャイな私にも、人と仲良くなるきっかけを与えてくれます。老若男女(ろうにゃくなんにょ)、人種を問わず、全(すべ)ての人が一つにつながれるのが、自転車だと思います。

 自らの力で転(ころ)がす車、自転車に乗って、皆さんも新しい世界へ漕(こ)ぎ出してみませんか。