自転車の専門店でしっかりと相談し、自分の乗り方に合ったバイクを選びましょう(写真は筆者提供)

自転車の専門店でしっかりと相談し、自分の乗り方に合ったバイクを選びましょう(写真は筆者提供)

岩島啓太(いわしま・けいた) 1979年、東京都生まれ。東京・日野市でロードバイクプロショップを経営する傍ら日本、世界で開かれるロードバイクレースに参加。自転車専門誌に寄稿し、SNI(生長の家)自転車部との関わりも深い。

岩島啓太(いわしま・けいた)
1979年、東京都生まれ。東京・日野市でロードバイクプロショップを経営する傍ら日本、世界で開かれるロードバイクレースに参加。自転車専門誌に寄稿し、SNI(生長の家)自転車部との関わりも深い。

「自転車に乗りたいけれど、始めるにはまずどうしたらいいか?」という人も多いかと思います。答えは簡単。以前乗っていたママチャリがあれば大丈夫です。

 近くの自転車店へ行き、整備に出しましょう。ブレーキのワイヤーの弛(たる)みを取り、サドルの高さを自分に合わせ、変速機の調整をし、タイヤにしっかりと空気を入れてもらいます。そして乗り出せば、「あれっ、このママチャリ、こんなに進むものなんだ!」と、きっと驚かれると思います。

 自転車が快適になったら、週末、隣町の美味(おい)しいレストランやカフェを探しに出かけてみましょう。普段は車や電車で行くところに、思い切って自転車で行ってみるのです。

 天気の良い日に、景色、自然、街並みを楽しみながら走ると、 想像よりも近くに感じると思いますし、自転車に乗った後に食べるランチは、より一層美味しく感じられます。毎週末のライドが楽しみになったら、もう立派な“サイクリスト”です。

 隣町に行き慣れてきたら、今度は少し離れた目的地を探してみます。サイクリングの途中、同じくらいの年代の人がスポーツ自転車を駆(か)って、颯爽(さっそう)と追い越すのを見て、「自分も乗ってみたい」と思うかもしれません。

 それが、次のステップに進むチャンス。雑誌やネットで欲しい自転車の目星(めぼし)をつけ、自転車店で自分の身体に合ったサイズのものを購入しましょう。スポーツ自転車は、速度が出るので、安全のためにヘルメットもセットで買い、最初は着るのがちょっと恥ずかしいかもしれませんが、自転車専用ウェアも一緒に揃(そろ)えると、サイクリングがより快適になります。

 ママチャリとスポーツ自転車では想定している速度域が違うので、同じ体力でも進む距離が違ってきます。羽が生(は)えた如(ごと)く、一気に行動範囲と楽しみ方が広がります。

 ママチャリが不要になっても廃棄せずに、周りで自転車を始めたい人のきっかけづくりに使ってください。仲間は多い方が楽しいですからね。