上から時計回りに、ヘルメット、サングラス、バックミラー、テールライト、フロントライト

上から時計回りに、ヘルメット、サングラス、バックミラー、テールライト、フロントライト

岩島啓太(いわしま・けいた) 1979年、東京都生まれ。東京・日野市でロードバイクプロショップを経営する傍ら、日本、世界で開かれるロードバイクレースに参加。自転車専門誌に寄稿し、SNI(生長の家)自転車部との関わりも深い。

岩島啓太(いわしま・けいた)
1979年、東京都生まれ。東京・日野市でロードバイクプロショップを経営する傍ら、日本、世界で開かれるロードバイクレースに参加。自転車専門誌に寄稿し、SNI(生長の家)自転車部との関わりも深い。

 前回までは、自転車の楽しさや利点などを挙げてきました。今回は、自転車とは切っても切れない大切なことである、車や歩行者との共存や、自転車は不安定な乗り物であるということについて紹介します。

 車道を走らなければならないのが自転車ですから、しっかり交通ルールを守り、譲り合いの精神で、余裕を持って走行することが大切です。歩道を走行する時は、歩行者が最優先になります。

 エコで健康にも良い自転車ですが、まだ日本では、ヨーロッパの先進国のような市民権を得ているわけではありません。そのため、自転車用のルール・法律が明確に整っておらず、車のルール・法律に準じて、軽車両として走行することが義務付けられています。

 自転車には免許が必要ないので、子供であれ、初心者であれ、誰でも公道を走ることができます。最近では、自転車安全講習なども行われていますが、これも義務ではなく、運転技術の向上やルールの理解は個人のモラル・意識に任(まか)されているのが実状です。

 また、自転車は不安定な乗り物ですから、万が一の事故に備えて、必ずヘルメットを着用しましょう。頭が高い位置にあるため、転倒すると激しく地面に叩(たた)きつけられます。「ヘルメットをかぶっていたため、九死に一生を得た」という話をよく聞きます。

 自転車のスピード感は、案外、車からは分かりにくいものです。車から認識してもらいやすくするよう、必ずリフレクター(反射器)やライトを付けるようにしてください。

 日本の道は、舗装(ほそう)が行き届いているので、皆さんがルールを守って走れば気持ちよく走れます。多種多様、さまざまな表情を見せる道を、事故なく安全に楽しみましょう。

今月のポイント
•キープレフトで車道を走ろう
•自転車安全講習を受けよう
•リフレクターなどの保安部品を付けよう
•ヘルメットをしっかりとかぶろう