髙橋美月(たかはしみずき) 愛媛県出身、群馬県在住。平成24年5月5日に26歳で入籍。夫と4歳の娘の3人家族。娘も生長の家が大好きで、行事に連れて行くと皆から愛され、ありがたく感じている。平成29年から群馬教区青年会委員長。光明実践委員。

髙橋美月(たかはしみずき)
愛媛県出身、群馬県在住。平成24年5月5日に26歳で入籍。夫と4歳の娘の3人家族。娘も生長の家が大好きで、行事に連れて行くと皆から愛され、ありがたく感じている。平成29年から群馬教区青年会委員長。光明実践委員。

 私は子どもの頃から父が大好きで、「結婚するなら、お父さんみたいな人がいい」と思っていました。なぜなら、背が高くてカッコよくて、勉強ができて、スポーツマンだったからです。自然と、少女マンガに出てくるようなカッコいい男子を求めるようになりました。しかし、理想が高すぎたためか、男子と恋愛関係になるにはほど遠く、良くて「友達」や「妹」止まり。話しかけることもできず、見つめるだけで精いっぱいだったことが多々ありました。

 小学生までは明るかった私ですが、中学生の頃からは男子に太っていることをからかわれたり、口ぐせや仕草を真似されたり、女子にもグループに入れてもらえないことも多くなり、人と話すことが怖くなっていきました。

 高校生の頃は、「彼氏がいる子はみんな細くて、かわいくて、ファッションセンスもいい。私みたいな太っている子は、恋愛しちゃいけないんだ……」と思い込むようになり、ますます自分に自信を持てなくなりました。ブラスバンド部や運動会で一緒のチームだった先輩を好きになりましたが、やはり恋が実ることはありませんでした。

 高校卒業後は、母の勧めで生長の家の養心女子学園(*1)に入学しました。母は若い頃に養心女子学園に勤めており、「娘が生まれたら、ここに入学させたい」という夢を持っていたそうです。

イラスト/石橋富士子

イラスト/石橋富士子

 養心女子学園では、毎朝の早朝行事があったり、「人間・神の子」の教えの授業を受けたりしました。また、親元を離れて新しい世界へ飛び込めたことで、どんどん明るさを取り戻していきました。授業の中で結婚についての心構えも教わり、「私も素敵な結婚がしたい」と憧れを持つようになりました。

 入学した年の5月、学校行事として生長の家青年会(*2)全国大会に参加した時のこと。会場である日本武道館の駐車場にバスで着いた途端、大声で「ありがとうございまーす!」と叫びながら、日の丸の扇子を振っているオッチャンが目に入りました。生長の家の教えを学び始めたばかりだったこともあって、私の第一印象は、「変な人がいる。生長の家って、ヤバいところなの?」でした。(もちろん、その後「生長の家の教えは素晴らしい」と理解するようになりましたが……)

 私たち養心女子学園の生徒は、全国の青年会員が集まるような行事に、学校行事として参加していましたが、彼はどんな行事にも来ていて、最前列のど真ん中で受講し、大きな声で話すので、どこにいても声が聞こえてきました。しかも、養心女子学園の学園祭にも、生徒の保護者でもないのになぜか来ているのです。私は、「こういうタイプとは一番関わりたくない」と思っていました。(つづく)

*1 生長の家の全寮制の専門学校。現在は休校
*2 12歳以上40歳未満の生長の家の青年男女の組織