山本 愛 福岡県出身。平成26年8月に29歳で結婚。山梨県在住。平成27年12月に長女が生まれたことで写真に目覚める。夫のカメラで娘の成長と、娘にメロメロの夫の姿を記録することが日々の楽しみ。生長の家青年会員。光明実践委員。

山本 愛
福岡県出身。平成26年8月に29歳で結婚。山梨県在住。平成27年12月に長女が生まれたことで写真に目覚める。夫のカメラで娘の成長と、娘にメロメロの夫の姿を記録することが日々の楽しみ。生長の家青年会員。光明実践委員。

 平成26年のゴールデンウィークに実家に帰省した彼は、両親に私の取材記事が載った『白鳩』誌を見せて、私のことを話したそうです。そして、「僕の載った号もあるから、それを見せて両親に話してくれてもいいよ」と言いました。

 私は両親にまだ話す気はなかったものの、何気なくその号を見てみるとびっくりしました。実は、以前その文章を読んだ時に「この人の文章好きだなぁ。何となく私に似ている気がするし。結婚しているのかしら? やだ、私ったら……会ったこともないのに、そんなことを思うなんて変よね……」と妙に心惹かれた記憶があったからです。

 今思うと、生長の家のSNSサイト「ポスティングジョイ」の投稿で私に興味を持った彼と、生長の家の月刊誌のエッセイを読んで彼に興味を持った私。実際に出会う前に、お互いの文章に惹かれるなんて、やっぱり似た者同士なのかもしれません。そして不思議な縁で結ばれていることを感じます。

 交際を始めてからは、毎日お互いのことや、その日あった出来事をメールし合いました。話しやすい彼には、時にはネガティブな内容のメールを送ってしまうこともありましたが、彼はいつも前向きな言葉のメールを返してくれました。「疲れたのは愛さんが一所懸命に生きている証拠だね」、友人とのことで悩んでいたら、「これから『日々の祈り(*)』を拝読してあげるから、安心して」など。

イラスト/石橋富士子

イラスト/石橋富士子

 生長の家の信仰を持っている友人から、「この聖典を読んでみたら」とか「こんな祈りがあるからやってみたら」とアドバイスをされることはありましたが、こんな風に言ってくれる人は今までいませんでした。彼は少しも求めず、ただ愛を与えてくれる。彼のことを知れば知るほどに、「こんなに素晴らしい方がいるなんて」と思わずにはいられませんでした。「どういう育ち方をしたらこんな風になるの?」と、真顔で彼に聞いて笑われたこともあります。それと同時に「今まで子どもがほしいと思ったことはなかったけど、彼との子だったら育ててみたい」という思いが自然にわいてきて、次第に彼との将来を意識するようになりました。

 5月末には、私の両親にも紹介しました。父は彼に会うまでは、「山梨なんて、そんな遠かとこには嫁にはやらん」と母に言っていたそうですが、彼と会うなりいたく気に入り、「善は急げだから(早く結婚しなさい)」と言い出し、母は「愛ちゃんにこんな人が現れてうれしい」と涙を流して喜んでくれました。「彼との結婚を両親もこんなに喜んでくれるなんて」と、私は胸が熱くなりました。(つづく)

*生長の家総裁・谷口雅宣著、生長の家刊