大量生産・大量消費のサイクルから離れて、手作りすることで見えてくる、本当に大切なこと。クラフトの時間には、豊かな生活や、心穏やかに過ごすためのヒントがたくさん。

松井さんが手作りした布ライナー

松井さんが手作りした布ライナー

 SNIクラフト倶楽部の布ライナー製作イベントに参加した。布ライナーとは布製のおりものシートのことで、肌触りも良く温かで、洗い替えもできてエコである。皆でこれを縫い、布ライナーを自作したり、使用する裾野を広げようという趣旨である。私は厚地のネルとダブルガーゼを使い、両表で刺し子の糸で縁かがりをして、プラスチックのスナップを付けた。裁縫が得意でない私でもちゃんと作れるほど簡単だ。

 出産後、布ナプキンや布ライナーと出合い、購入したり自作してきた。上記の長所以外にもゴミが発生せず、匂わないことも選択理由だった。使用後の丁寧な洗濯は大事で、布ナプキンや血液の付いた布ライナーは、セスキ炭酸塩を溶かした水につけ置き後、洗濯機で洗っている。

 イベント後にもう少し作ることにした。集めていた和柄の端切れとネル生地を、オーガニック糸を使ってミシンで縫う。布も糸も日本製を意識した。好みの布で作ると使う楽しみが増え、小さな幸せに日々癒やされる。こんな幸せを多くの女性に知ってもらいと夢を描く私である。(松井友紀・SNIクラフト倶楽部

布ライナーの型紙
縦の長さを15.6㎝+縫い代2センチ。スナップボタンは直径1㎝のもの。型紙と詳しい作り方は、SNIクラフト倶楽部のホームページに掲載中