時代が大きく変化する中、女性の生き方も多様化しています。幸せな人生を手に入れるために、これからは何が大切なのでしょうか。未婚、既婚、シングルマザー、キャリア志向など、様々な生き方をしている30代の4人の女性が語り合いました。

●参加者プロフィール(写真右から) AHさん 31歳/東京都在住/都内の人材紹介会社に勤務/独身 松尾純子(まつお・じゅんこ)さん 31歳/山梨県在住/生長の家国際本部 国際運動部勤務/夫と長女(1歳)の3人家族 竹若智美(たけわか・ともみ)さん 33歳/埼玉県在住/保健センターに保健師として勤務/シングルマザー、小学校4年と2年の娘、両親と暮らす 岡田香利(おかだ・かおり)さん 34歳/山梨県在住/生長の家国際本部 運動推進部勤務(パート)/夫と2人暮らし 取材・構成/編集部 撮影/堀 隆弘

●参加者プロフィール(写真右から)
AHさん 31歳/東京都在住/都内の人材紹介会社に勤務/独身
松尾純子(まつお・じゅんこ)さん 31歳/山梨県在住/生長の家国際本部 国際運動部勤務/夫と長女(1歳)の3人家族
竹若智美(たけわか・ともみ)さん 33歳/埼玉県在住/保健センターに保健師として勤務/シングルマザー、小学校4年と2年の娘、両親と暮らす
岡田香利(おかだ・かおり)さん 34歳/山梨県在住/生長の家国際本部 運動推進部勤務(パート)/夫と2人暮らし
取材・構成/編集部 撮影/堀 隆弘

──まず自己紹介からお願いします。

松尾 私は大学進学の時に青森から上京しました。大学卒業後、生長の家国際本部に就職し、今年(2017)で9年目になります。2015年5月に結婚して、今1歳の娘がいます。

AH 大学卒業後に就職した大手ITコンサルティング企業から転職し、今は人材紹介のベンチャー企業に勤めています。転職希望者の再就職をサポートしたり、クライアント企業の課題解決のために、マーケティングのプロの人材や経営のプロの人材を派遣する仕事に関わっています。出身は沖縄で、大学進学と共に東京に出ました。現在独身で、結婚、出産、子育てはこれからですが、今後は仕事だけでなく、結婚生活や子育てにも信仰を生かしていきたいと思っていて、ある意味楽しみです。

岡田 洋服を作ったりするのが好きだったので、高校は服飾科に通い、専門学校では服飾デザインを学びました。6年前の結婚を機に熊本から上京し、夫が生長の家国際本部に勤めているので、本部の“森の中のオフィス”への移転とともに、山梨県北杜(ほくと)市に住むようになりました。今は本部でパート勤務をしています。

竹若 私は小学4年と2年の2人の娘がいます。6年前に離婚して、シングルマザーで子育てをしていますが、埼玉の実家で、親の助けを借りながら、昨年(2016)4月から地域の保健センターで保健師として勤めています。

仕事を持つことについて

──これまでの人生の中で、様々な判断をしなければならない時があったと思いますが、どのような基準で決めてきたかを聞かせてもらえますか。

AH 私はすごく迷う人間で、決めたら早いんですけど、それまではいろいろ考えすぎちゃうんです。でも、目の前のことを一所懸命にやりながら、日々神想観(*1)をしていると、自然と選択肢が決まってくるという感じですね。例えばAとBで迷っていたとすると、自然にBの選択がなくなり、Aだけになることが多いので、多分そこには生長の家の教えによる導きがあり、自分では意識せず潜在意識で選んでいるのだと思います。だから「選んだものは絶対に正解だ、正解にする」っていう思いが自分の中にすごくありますね。

全員 すごいー!

AH 今いる会社も大手じゃなくてベンチャーなので、周りから「なんでベンチャーにいるの?」って思われることが多いんです。だけど、そうやって選んだものは、絶対に正解するという思いがあるんです。

松尾 私は今まで悩んだり、何かを決断する時に、「神様事を第一にする」ということをしてきました。例えば、スケジュールが立て込んでいる時も、まずは仕事と生長の家青年会(*2)の活動を第一にして、残りの時間に自分の楽しみとか友達と会う予定を入れるというふうにしていると、ちゃんとスケジュールが決まっていくんです。

 主人とつき合い始めた時は、長崎と東京の遠距離恋愛だったんですが、お互いに仕事と青年会の活動を第一にして、余った時間で会おうというようにしました。あと、朝起きたら、『日々の祈り』(生長の家総裁・谷口雅宣著、生長の家刊)を電話で一緒に読んだりしていたら、いろいろなことが整っていって、主人が本部に就職することになり、現在も生長の家“森の中のオフィス”内の託児所で、子どもをみていただきながら、私も仕事を続けられるようになったんです。これからも神様のことを第一にしていれば、未来も整っていくのかなと思いますね。

岡田香利さん 「自分を確立するという意味でも、働くことは大事」 【私のターニングポイント】 「私は、服飾の専門学校を卒業した後、輸入雑貨の卸販売会社や婦人服メーカーに勤めました。ターニングポイントは、21歳の時に熊本教区の青年会委員長になったことです。祖母や母から生長の家を伝えられ、小さな悩みはあっても大きな悩みはなく、淡々と過ごしていましたが、24歳で2期目に入ってからは覚悟が決まり、私という委員長の下に集まってくれる人は、神様やご先祖様のはからいで来てくれているんだと思えるようになって、みんなの幸せを祈り始めたんです。本当の信仰は、その時から始まったような気がします。一人一人のことを考えられるようになり、それは今の仕事にも生きています」

岡田香利さん
「自分を確立するという意味でも、働くことは大事」
【私のターニングポイント】
「私は、服飾の専門学校を卒業した後、輸入雑貨の卸販売会社や婦人服メーカーに勤めました。ターニングポイントは、21歳の時に熊本教区の青年会委員長になったことです。祖母や母から生長の家を伝えられ、小さな悩みはあっても大きな悩みはなく、淡々と過ごしていましたが、24歳で2期目に入ってからは覚悟が決まり、私という委員長の下に集まってくれる人は、神様やご先祖様のはからいで来てくれているんだと思えるようになって、みんなの幸せを祈り始めたんです。本当の信仰は、その時から始まったような気がします。一人一人のことを考えられるようになり、それは今の仕事にも生きています」

──岡田さんも遠距離恋愛でしたよね。

岡田 私は熊本と東京でした。

AH 月1くらいで会ってたの?

岡田 月1も会えないよ〜。

松尾 飛行機代も高いしね。

岡田 独身の頃は、本当に結婚できるか悩んだんですよ。車を運転している時とか、急に不安になって泣けてきたりとかして……。そんな思いをする中で、人の幸せを祈ろうと思えるようになった時に、主人と出会ったんです。

竹若 私は決断ということでいうと、離婚する時にすごく悩んで、その時に当時の教化部長(*3)に相談したら、「あなたの場合、新しい人生を歩んだ方がいいと思う」と言われたんです。主人と15歳で出会った時は、きっと同じ心の波長だったのだと思いますけど、出産後、母親教室(*4)に通い始めて真理を学ぶようになってから、もっと自分自身を成長させたいと思うようになったのだと思う。その頃から価値観のズレを感じるようになったんです。

 2人の子育ては不安でしたが、両親も助けてくれるということだったので、離婚を決意しました。自分としては「人生を再スタートできる!」という前向きな決断でした。そこから看護師になろうと思って、准看護学校と正看護学校に通い、保健師の学校にも行って資格を取って、保健師として勤めている今があるので、そのきっかけを与えてくれた彼に今は感謝しています。

松尾 すごい、鳥肌が立ってきた〜。

竹若 たぶんそれがなかったら、きっと今の私はないと思う。どんな出会いも経験も絶対プラスになるんだって思います。

AH 私も小さい時に両親が離婚して、でも母は小学校の教師をしながら、いつも明るくニコニコして私と妹を育ててくれたんですよ。前向きな竹若さんの姿を見ていると、竹若さんの娘さんにかつての自分を投影しちゃう。

──今、生き方の選択肢が増えている分、悩みも多いと思うんです。どういうふうに自分の生き方を前向きに肯定していますか。将来こうしていきたいというものがありますか。

岡田 私は、仕事は続けていきたいと思います。専業主婦が悪いとかじゃなくて、ただ夫に食べさせてもらっているというスタイルは、今のところ考えられないです。子どもの出産など一時的にできない時はあっても、やりがいをもって一生できる仕事をしていたいと思う。

 例えばやりたいこととか、自分の身を整えることだけでも、自分で稼いだお金でしたいという思いがあって、今は私みたいな人は普通だと思う。自立していけるように手に職をつけて、自分にしかできないスキルを磨くことはやっていきたいですね。

AHさん 「心を満たしてキラキラしていると、そのエネルギーが周りに伝わって、周りの人の心も満たすんです」 【私のターニングポイント】 「大学受験を失敗したことが、ターニングポイントだったと思います。初めての挫折だったので、生き方、考え方が変わりました。もう一つは、大学卒業後に就職した大手ITコンサルティング企業で、上司と全然うまくいかなくて、円形脱毛症になるくらい悩んだ時です。その時、他の人になくて自分にあるものは何だろうと考えて、母から伝えられた生長の家の信仰を持っていることだと改めて気づいたんです。物事の良い面を見るようにして、上司の笑顔を思い浮かべて神想観をしていると、『上司は私の能力を磨いて下さる有り難い存在』と思えるようになり、前向きな気持ちで仕事に取り組めるようになって、上司との関係も改善されました」

AHさん
「心を満たしてキラキラしていると、そのエネルギーが周りに伝わって、周りの人の心も満たすんです」
【私のターニングポイント】
「大学受験を失敗したことが、ターニングポイントだったと思います。初めての挫折だったので、生き方、考え方が変わりました。もう一つは、大学卒業後に就職した大手ITコンサルティング企業で、上司と全然うまくいかなくて、円形脱毛症になるくらい悩んだ時です。その時、他の人になくて自分にあるものは何だろうと考えて、母から伝えられた生長の家の信仰を持っていることだと改めて気づいたんです。物事の良い面を見るようにして、上司の笑顔を思い浮かべて神想観をしていると、『上司は私の能力を磨いて下さる有り難い存在』と思えるようになり、前向きな気持ちで仕事に取り組めるようになって、上司との関係も改善されました」

AH 最近、人生100年時代と言われていて、『LIFE SHIFT(ライフ・シフト) 100年時代の人生戦略』という本を読んだんですが、2007年生まれの今年11歳になる子どもたちは、107歳まで生きると予想されていて、今30歳前後の私たちも99歳くらいまで生きるそうです。100年生きるとなると、65歳で定年しても、それから40年近くあるわけで、そうなるとずっと家庭にいるというのは難しい時代になるかもしれない。パートナーと支え合うことも大事ですが、自分のやりたいことを実現することは、とても重要だなと思うんですね。

岡田 若い人は共働きが当たり前だけど、私は自分を確立するという意味でも、働くことは大事だと思う。子どもたちは自立していくわけだから、いつか自分の人生を生きなきゃいけない時が来る。そうなった時に自分の存在価値を示せるものとして仕事があれば良いなってすごく思う。それに今は働き方が変わってきて、どこかに所属しなくても、ネット環境があれば、時間などに縛られずに自由に仕事ができるようになってきているから。

──竹若さんが保健師になろうと思ったのも、手に職をつけたいという思いがあったからですか。

竹若 そうですね、以前はアルバイトでしたが、手に職をつけないと、子ども2人を育てられないという思いはありましたね。ただ仕事を選択するにあたって、人のお役に立っている実感が得られる仕事をしたいと思いました。女性の生き方がいろいろ選べる時代になっていますが、自分の利益を優先すると間違った方向に行ってしまうような気がします。仕事の中で相談を受付けていますが、今、共働きの夫婦が多い中、仕事にやりがいを感じていない方だと、子育てに行き詰まったり、夫婦で助け合えずに悩んだりすることもあるんですよね。

子育てと仕事のバランス

──子育てと仕事のバランスって、どうやって取っていますか?

松尾 まず出産と共に仕事を辞めるという選択肢は、自分の中にはなかったですね。なぜかというと仕事が好きだから。今、生長の家の仕事をしていますが、この教えを世界中の人に伝えるための下支えをさせていただきたいと思っています。

 仕事と育児の両立のためには切り替えが大事で、私は22歳で就職してから育児休暇に入るまでは、自分が納得するまで時間の許す限り仕事をするというふうにしてきました。しかし、子どもが生まれて、生後6カ月で職場復帰してからは、仕事が終わろうが終わるまいが、時短勤務で3時半で帰らないといけなくなったんです。それが最初はすごくもどかしくて……。でも、周りの人に素直に頼れるようになり、感謝とお詫びの気持ちを大切にしながら、3時半で帰ったら、スパッとお母さんになるようにしています。

AH 逆に生産性が上がっていそうですね。すごく集中して仕事をしていると思う。

松尾 ミスをしないようにとか、短時間で仕事をこなしたりとか、上司に報告する時も、上司の忙しさに応じてメールで送ったり、口頭で伝えたりと……色々考えながらしますね。

AH 今、いかに労働の生産性を高めるか、長時間労働をやめて就業時間の中で仕事をするかが求められていますが、女性って有難いことに、子どもが生まれると、そうしなければならない環境に置かれるんです。男性ってそういうのがないから、際限なく働いてしまう。だから、男性も保育園の送り迎えとかして、子育てに参加した方がいいと思います。今まで1時間かかっていた仕事が、実は30分でできるかもしれないですから。

 私は子育てってある意味、最高のプロジェクト・マネジメントだと思うんですよ。それに子育てと仕事を両立するというのは、ものすごくマルチタスク(複数のことを並行して行うこと)ですね。人材紹介の仕事の中で、仕事が理由で子どもを産もうかどうか迷っていると相談されることがあるんですが、「子どもがいることを生かして、こういう仕事を受けてみたらどうですか。こういう仕事に絶対に生かせますよ」ってアドバイスしています。

松尾 ぜひ私も相談してみたいです。

竹若 私は仕事を始めてまだ半年ぐらいで忙しく、マネジメントがうまくできていないので、平日は帰りが遅くなるんですね。ですけど、自分のやりたいことをやりがいを持ってやっている姿というのは、娘たちにも伝わっているのかなと思います。「ママがんばってね!」って送り出してくれたりしますし。自分がポリシーややりがいを持ってやっていると、娘たちも分かってくれて、応援してくれるということを、子育てをしながら仕事をされる方に伝えたいですね。

竹若智美さん 「どんな出会いも経験も絶対プラスになるんだって思います」 【私のターニングポイント】 「22歳で結婚し、23歳で出産した時に、これからどうやって育てていったらいいのだろうという不安があり、母に勧められて母親教室に参加しはじめ、生長の家の教えを学んで子育てをすれば間違いないと感じました。子どもの良いところを見たり、お手伝いをしてくれた時に、失敗することはあっても、出来たことをほめるようにしていると、子どもも自信がもてるようになってきたと感じます。26歳の時に価値観のズレから離婚しましたが、生長の家で学んだ『人間・神の子、無限力』の教えに支えられて看護師と保健師の資格を取ったから、今、保健師として生きがいを持って生きている私があるのだと思います」

竹若智美さん
「どんな出会いも経験も絶対プラスになるんだって思います」
【私のターニングポイント】
「22歳で結婚し、23歳で出産した時に、これからどうやって育てていったらいいのだろうという不安があり、母に勧められて母親教室に参加しはじめ、生長の家の教えを学んで子育てをすれば間違いないと感じました。子どもの良いところを見たり、お手伝いをしてくれた時に、失敗することはあっても、出来たことをほめるようにしていると、子どもも自信がもてるようになってきたと感じます。26歳の時に価値観のズレから離婚しましたが、生長の家で学んだ『人間・神の子、無限力』の教えに支えられて看護師と保健師の資格を取ったから、今、保健師として生きがいを持って生きている私があるのだと思います」

岡田 お母さんに愛されているっていう実感があると、子どもはすくすく育ちますよね。

AH 「愛のシャンパンタワー」って聞いたことあります? シャンパンタワーというのは、シャンパングラスをピラミッドのように積み上げたものですが、その一番上のグラスにシャンパンを注ぎ続けると、あふれたシャンパンが流れ出して下のグラスを満たしていくんです。私の母もそうでしたが、生長の家の信仰を持って、心を満たしてキラキラしていると、そのエネルギーが周りに伝わって、周りの人の心も満たすんです。ものすごくキラキラしている人がいたら、その秘訣って知りたくなりますよね。自分のあり方で生長の家を伝えるということが大切だと私は思っています。どういう場であっても、常に自分が満たされているっていうことが重要なのかなって思います。

松尾 そうですね、自分が楽しくキラキラしていれば、娘にも「お母さんがキラキラしているのは、この教えを勉強しているからなんだ」って、自然に生長の家が伝わるかなって思います。

AH 今、暗いニュースが多いですけど、自分の中に信仰という筋が通っていれば、「大丈夫!」っていう気持ちになれます。逆に信仰がない人は不安でいっぱいだと思うんです。「人間・神の子」の信仰があるのは財産だなって思いますね。

未来の自分像について

──最後に、5年後、10年後の自分像を、どんなふうに描いていますか。

AH 5年後は36歳、結婚をして、子どもがいたらいいなって思っていますね。そして、愛あふれる人間になりたいです。周りの人とか自分のパートナーとか親などに、ちゃんと愛を伝えられる人になって、常に楽しく生き生きとしていたいです。仕事も続けていきたいし、子育ても、全部できると思っているので、何かを選ぶために何かを捨てるっていうんじゃなくて、やりたいことを続けたい。

松尾純子さん 「これからも神様のことを第一にしていれば、未来も整っていくのかなと思います」 【私のターニングポイント】 「私は大学時代に国際ボランティアのNPOで活動し、国際協力や環境保護、災害救援ボランティアの企画・運営に関わりました。様々な分野の人をつなぐ中で、多様な価値観やバックグラウンドを持つ仲間と出会い、多角的な視点を持つ大切さを知るきっかけとなりました。もう一つは社会人4年目の頃で、仕事や恋愛、生長の家青年会の活動で悩むことが多く、そんな時に青年会の友人から『一緒に祈ろう』と声を掛けられたのです。毎朝一緒に神想観を実修し、聖経(*5)や讃歌(生長の家総裁・谷口雅宣著、生長の家刊)の読誦(どくじゅ)をして、教化部にも通って真理の勉強をしていくと、青年会の先輩が教えてくれた『神様のことを第一に生活すると、すべてが整う』ということを実感しました」

松尾純子さん
「これからも神様のことを第一にしていれば、未来も整っていくのかなと思います」
【私のターニングポイント】
「私は大学時代に国際ボランティアのNPOで活動し、国際協力や環境保護、災害救援ボランティアの企画・運営に関わりました。様々な分野の人をつなぐ中で、多様な価値観やバックグラウンドを持つ仲間と出会い、多角的な視点を持つ大切さを知るきっかけとなりました。もう一つは社会人4年目の頃で、仕事や恋愛、生長の家青年会の活動で悩むことが多く、そんな時に青年会の友人から『一緒に祈ろう』と声を掛けられたのです。毎朝一緒に神想観を実修し、聖経(*5)や讃歌(生長の家総裁・谷口雅宣著、生長の家刊)の読誦(どくじゅ)をして、教化部にも通って真理の勉強をしていくと、青年会の先輩が教えてくれた『神様のことを第一に生活すると、すべてが整う』ということを実感しました」

岡田 私は何年か前に、以前やりたいと思ったけどできていないことを書き出してみたんです。そうしたら「自分が貢献できる分野で、一生できることを見つける」ということをいくつも書いていたんです。自分の一番の強みは、人をまとめることかなっていうのが分かってきて、それを生かして何かできたらいいなと思っています。子どもが生まれても、働くママとして生き生きやっていたいし、夫と私の共通の願いである、信仰を通して世界平和のために役立つこともしていきたい。

竹若 10年後には長女が20歳直前。ちょっと想像できないんですけど、子どもが自分のやりたいことを見つけられるように、しっかりサポートできる自分でありたいと思います。保健師の仕事では、相談者や部下から頼られる存在になれたらいいですね。子育ての相談を受けた時には、「お子さんをほめましょう」とか「良いところを見ましょう」というように、生長の家の教育法を分かりやすく伝えていくことも、私の使命だと思っています。

松尾 私は、5年後にはもう1人か2人くらい子どもが増えていればいいなと思うのと、それでも仕事は続けていたいなって思っています。そして、生長の家の教えを一人でも多くの方に広めるために、また一人でも多くの女性が幸せになれるようなコミュニティー作りに関わっていきたいです。今日の座談会で、いろいろな生き方をしている同世代の女性が話す場は、とても貴重なものに感じました。

岡田 いろんな生き方の人がいて、この4人みたいに、どの選択が良くて、どれがだめとは一概には言えないと思う。離婚はだめとは言えないし……。

──「これが正解」ってないですよね。何を選んでも、その人にとっては正解かもしれないし……。

竹若 ですよね、「正解にする」ですね。

AH 「絶対に正解にする」ですね!

*1 生長の家独得の座禅的瞑想法
*2 13歳〜39歳までの生長の家の青年の集まり
*3 生長の家の各教区の責任者
*4 母親のための生長の家の勉強会
*5 生長の家のお経の総称