バスボムの作り方を楽しく教えてくれる大澤さん 大澤愛子さん 37歳・愛知県知立市 取材/南野ゆうり 撮影/野澤 廣

バスボムの作り方を楽しく教えてくれる大澤さん
大澤愛子さん 37歳・愛知県知立市
取材/南野ゆうり 撮影/野澤 廣

 江戸時代の東海道三社の一つであり、東海道を行き来する旅人にはまむし除けの利益で知られた、愛知県知立(ちりゅう)市の知立神社。

 境内の傍に自宅を構える大澤愛子さんは、自然に恵まれたこの環境がとても気に入っている。一男二女の子どもたちにとっても、神社の境内や菖蒲園の池のほとりは、毎日の大好きな遊び場になっている。

「ご近所でも有名なんですよ、毎日姿を見かけますねって。先日は長男が12、3センチもあるウシガエルのオタマジャクシをとってきましたよ」と大澤さん。

 自動車部品の設計が仕事の夫もアウトドア派。だから大澤家では週末ともなると、車中泊もできる大型車に乗り込んで、冬はスキー、気候の良い季節はキャンプや気ままに車中泊で出かけている。そんなライフスタイルの食事を支えているのが家庭菜園だという。トマト、芽キャベツ、オクラ、ハーブなど、食卓に乗せる野菜の半分以上は菜園で採れたもの。キャンプなどに出かけた時には、土地の食材の買い出しをし、地産地消を心がけている。

バスボムはお湯に入れると、炭酸の泡が出ることで体が温まり、重曹やクエン酸、塩による美肌効果もある

バスボムはお湯に入れると、炭酸の泡が出ることで体が温まり、重曹やクエン酸、塩による美肌効果もある

 食生活の基本はお肉を使わない「ノーミート料理」。生長の家青年会員(*)の大澤さんは、十数年前、教えを学ぶ中でこの言葉を知り、強い関心を抱いた。このノーミートがきっかけとなって、エコ生活へと舵を切ったのだった。

「牛肉などの生産が、どれだけ環境に負荷を与えるかを知りました。お魚や野菜中心の食事を心がけています」

 そして大澤さんのエコ生活を支えるキーワードの一つが“手作り”である。何しろバスバブ(入浴剤)から消臭剤、虫除けスプレーまで手作りしてしまうのだ。

ブルーベリー、オレンジ、スダチを一晩水につけ込んだフルーツジュース。酸味と甘味のバランスが絶妙だ

ブルーベリー、オレンジ、スダチを一晩水につけ込んだフルーツジュース。酸味と甘味のバランスが絶妙だ

 材料の主役はアロマオイル。常に数種類を用意しておき、気候や気分にあわせて選び、使用する。

 取材の日、大澤さんはバスバブを作ってくれた。重曹、クエン酸、塩にレモンとオレンジ、ユーカリのアロマオイル数滴を加えてこね、サランラップに小分けしたかと思うと、直径5センチぐらいのボール状のバブが4個できあがった。

「“うんと楽しむ”、それが私のエコライフとの関わり方です」と大澤さん。エコ生活を長く続けるコツはそこにあると感じた。

* 12歳以上40歳未満の生長の家の青年の組織