Q 世界では毎日のように戦争やテロが起こっていて、ニュースでたくさんの人が亡くなったり、難民となって国を追われたりしている姿を観る度に、とても悲しい気持ちになります。戦争のない世界になってほしいと願っていますが、時々「もしかしたら戦争はなくならないんじゃないか」と思ってしまうこともあります。どうしたら戦争のない平和な世界にすることができるのでしょうか?(13歳 女性)

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 回答者 大塚  達寛(おおつか・たつひろ) 生長の家本部講師 静岡県生まれ。趣味はギターと山登り。数年前より、日本に21ある3000m峰の全山登頂に挑戦中。「現在16山登頂し、残すはあと5つ! 」

回答者
大塚 達寛(おおつか・たつひろ)
生長の家本部講師
静岡県生まれ。趣味はギターと山登り。数年前より、日本に21ある3000m峰の全山登頂に挑戦中。「現在16山登頂し、残すはあと5つ! 」

A 明るい心で、今できることから与える生活を実践しましょう。

 世界の出来事に目を向け、そこで苦しむ人々の悲しみを自分のことのように感じることが出来るあなたは、物事への視野が広く、美しい心の持ち主ですね。

 ニュースで、戦争やテロや難民の報道がされると、私も心が痛みます。またそのような悪い出来事が繰り返し報道されることで、「もしかしたら戦争はなくならないんじゃないか」と思うあなたの気持ちもよくわかります。けれど、世の中で起こる出来事のうち、悪い面を強調して報道するのが今のニュースのあり方です。

世の中の明るい面に目を向ける

 確かに悪いこともありますが、世の中にはそれ以上にたくさんの良いことがあります。人は争うことがあっても、仲直りし、生かし合い、助け合うことができますね。70年以上前、日本とアメリカは戦争をしていましたが、今では互いに協力し合う友好国です。

 この世界は決して戦争やテロで溢れているわけではありません。ですから、まずあなたの心を世の中の明るい面に向けましょう。そうすると認めたものが現れるという「心の法則」に従って、あなたの周りに明るい平和な世界が現れてきます。

 生長の家では、人間はみな神の子で、神さまから同じ生命を頂いた兄弟姉妹であり、全ての生命は一体であると説いています。この真理を世界中の人が自覚し、この自覚のもとに行動することが出来たなら戦争はなくなるでしょう。でもそれにはまだ時間がかかりますし、それを待っていては、戦争はいつまでたってもなくなりません。 

神の子として生きることが平和へとつながる

 大切なのは、まず気づいた人から、率先して神の子としての生き方を実践し、さらに多くの人々にも伝えていくことです。現代では、自然や他の人から奪ってでも「もっと欲しい!」という自己の物質的利益を追求する、人間の身勝手な欲望が、地球環境の悪化や資源の奪い合いを引き起こし、戦争やテロや難民問題の原因となっています。

 だから私たちは平和のために、他から奪うのではなく、神さまからの恵みに感謝し、自然と人間が大調和した与える生活を、今できることから実践していきましょう。例えば、肉食を控えるノーミートの生活は、穀物を家畜の飼料ではなく、人間の食物に転換することができ、飢餓に苦しむ人たちに、間接的に援助の手をさしのべていることになり、世界の平和につながっています。

 どうぞこれからも平和を願う心を大切に、明るく充実した学生生活をお送りください。お祈りしています。

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