生長の家総裁・谷口雅宣監修 『“新しい文明”を築こう 上巻 基礎篇「運動の基礎」』  125ページ、生長の家刊

生長の家総裁・谷口雅宣監修
『“新しい文明”を築こう 上巻 基礎篇「運動の基礎」』
125ページ、生長の家刊

「私、宗教って嫌いなの」

 今年の春に知り合った70代の女性に、初対面でそう言われて面食らう私に、その女性はこう続けました。

「宗教が嫌いなんじゃないの。宗教に頼る人が嫌いなの。人間は神様から素晴らしい力をいただいて生まれてくるのよ。いつも神様に守られているの。それが分かったら、何かに頼る必要なんてないでしょ?」

 宗教は嫌いと言う彼女の考え方は、しかし立派な信仰だと思いました。聞けば、若い頃に整体を学び、読書好きで様々な本を読むうちに、前述の考え方にたどり着いたのだそうです。

 さらに「人間は自然と共に生きていくもの」と、農薬や添加物を使わない地元産の旬の食材で料理を作り、余分な物は持たないようにしているということです。

 本書では、全ての人々が純粋な信仰に目ざめ、神意を第一に生きるとき、美しく立派な神の国があらわれると説かれています。神様という絶対的に善なるものの存在を信じ、「神の子」の自覚を持って生きるとき、その人の生活はおのずと整うものだと、改めて感じた春の日の出会いでした。(久保田道代<くぼた・みちよ>生長の家本部講師補。生長の家国際本部勤務)