
写真3

坂崎和佳
さかざき わか/昭和51年生まれ。美容師歴25年。熊本県球磨郡錦町在住。「ヘアサロンDeaR」を営む傍ら、カメラライフを楽しんでいる。思うように撮れないことも多く、試行錯誤しながら日々奮闘中。生長の家白鳩会員。本誌No.114(2019年9月号)「美のステージ」に登場。
第8回目となる今月は、一昨年(2018)、風景写真の合間に撮った花の写真を紹介してみたいと思います。

写真1
写真1は、7月に撮影したもので、熊本県人吉市にある永国寺の池に咲く睡蓮の花です。花がみずみずしく開いている午前中を狙いました。
永国寺は、室町時代に実底和尚が開いたとされる曹洞宗の古刹で、和尚が描いたといわれる幽霊の掛け軸があることから、別名「幽霊寺」としても知られています。
この寺の池には、たくさんの鯉や亀がいてさざ波が立っているため、静かになるのを待ち、水面に花が映り込むところを撮りました。ずっと睡蓮の花を撮りたかったので、思わず夢中になり、すぐそばにヘビがいるのに気づきませんでした(笑)。

写真2
写真2は、8月のある夕方に撮影した、自宅近くの空き地に植えられていたひまわりです。西日を背に浴びて花びらの模様が透けて見え、とても綺麗でした。
写真3は、4月に、春の庭に咲くタンポポの綿毛を夕陽に重ねて撮ったものです。綿毛の繊細なシルエットが夕陽のオレンジ色に照らされ、幻想的な感じに写りました。
花の写真は他にもたくさんあって紹介しきれませんが、これからも、季節を彩ってくれる花や植物を楽しみながら写真を撮っていきたいと思っています。また折を見て紹介していきますので、楽しみにしていてくださいね。(次回は、熊本県水俣市の風景を紹介します。)