同じ楽しみを共有できる仲間は、人生の宝です!(筆者提供)

同じ楽しみを共有できる仲間は、人生の宝です!(筆者提供)

岩島啓太(いわしま・けいた) 1979年、東京都生まれ。東京・日野市でロードバイクプロショップを経営する傍ら、日本、世界で開かれるロードバイクレースに参加。自転車専門誌に寄稿し、生長の家のSNI自転車部との関わりも深い。

岩島啓太(いわしま・けいた)
1979年、東京都生まれ。東京・日野市でロードバイクプロショップを経営する傍ら、日本、世界で開かれるロードバイクレースに参加。自転車専門誌に寄稿し、生長の家のSNI自転車部との関わりも深い。

 突然ですが、私はコミュニケーションが苦手です。小学校の頃は、先生から「声を聞いたことがない」と言われるほどの人見知りでした。

 そんな私のコミュニケーション力を少しずつ成長させてくれたのが、自転車のコミュニティでした。誰しも自分一人では、成長するにも限度があります。環境や付き合う人を変えることで広がりが得られるのです。

 その意味で、老若男女、さまざまな人が集まりやすい自転車のコミュニティは、格好の学びの場です。自転車というアイテムのおかげで共通の話題に事欠きません。

 私が所属するチームでは、10代から60代までの方が一緒に、同じ自転車という趣味を楽しんでいます。私の掲げるコンセプトは「切磋琢磨する」なので、私のチームは、普通のサイクリングよりも比較的競技色が強いのですが、それでも幅広い年代が集まってくれています。

 先ほども言いましたが、仕事以外のコミュニティに属すると、視野や価値観が広がります。もちろん仕事も、同じ理念のもとで集まった仲間と行うものですから、その関係性は重要です。しかし、それと全く別のコミュニティに属することで、年齢の幅や性別に関係なく仲間になれるのです。

 いくつかのコミュニティに参加しておくことは、自分を守ることにもなります。どういうことかというと、いざという時に気分転換の場や逃げ場があると、大抵の問題は解決するからです。

 心がけたいのは、競争に躍起になったり、マウント(*1)を取らないこと、他の愚痴を持ちこまないこと。そうすれば共通の理念、目標を持った仲間とは、楽しさや未来の話を共有することができ、ポジティブループ(*2)が生まれると思います。

 ただ、成長、学びばかり考えてしまうと息苦しくなります。まずは楽しむことを第一に、楽しそうなコミュニティを見つけるか、自分でつくってしまいましょう。

 小さな行動が大きな経験と価値を生んでくれることを、私が保証いたします。

*1=人の優位に立たない
*2=前向きで積極的な輪