
写真1

坂崎和佳
さかざき わか/昭和51年生まれ。美容師歴25年。熊本県球磨郡錦町在住。「ヘアサロンDeaR」を営む傍ら、カメラライフを楽しんでいる。思うように撮れないことも多く、試行錯誤しながら日々奮闘中。生長の家白鳩会員。本誌No.114(2019年9月号)「美のステージ」に登場。
私が住んでいる熊本県球磨郡錦町の地域は、家や街灯などの灯りが少ない田舎のため、とても綺麗な星空を見ることができます。
今年の夏、「しぶんぎ座流星群」「ふたご座流星群」と並ぶ年間三大流星群の一つ、「ペルセウス座流星群」の流れ星の撮影に挑戦しました。雲がなく晴れるのを待って、8月17日の深夜1時、2階の窓から手を伸ばして1階の屋根に三脚をセットし、星の軌跡を撮ってみました(写真1)。
数カ所、シュッと流れたように映っているのが、流れ星です。分かるでしょうか。
この写真は、6秒ごとに自動シャッターを切って80分間撮り続け、約800枚の写真を1枚に繋げたものです。北極星を中心に星が動いているのも、それぞれの星の明るさが違うのも、よく観察できると思います。
同じ日に、天の川も撮ってみました(写真2)。ひと際明るく光っている星が木星で、木星の少し左横には土星も見えます。

写真2
虫の音を聴きながら、満天の星を見るという贅沢な時間を過ごすことができ、「田舎に住んでいて良かった」と思ったことでした。
早いもので、この「一瞬の出合いを求めて」を始めて、今回で12回目となりました。私の写真をご覧いただいている皆さま、ありがとうございます。皆さまにとって、来る年2021年がどうぞ穏やかでありますように……。(次回は、長崎の旅で訪れた長崎市の「ランタンフェスティバル」と「りんご岩」を紹介します。)