
写真1

坂崎和佳
さかざき わか/昭和51年生まれ。美容師歴25年。熊本県球磨郡錦町在住。「ヘアサロンDeaR」を営む傍ら、カメラライフを楽しんでいる。思うように撮れないことも多く、試行錯誤しながら日々奮闘中。生長の家白鳩会員。本誌No.114(2019年9月号)「美のステージ」に登場。
1月号となる今回は、2019年2月17日に訪れた長崎の旅にまつわる写真を紹介します。
その一つが、「長崎ランタンフェスティバル」です。このフェスティバルは、中国の旧正月を祝う行事「春節祭」を起源とする、長崎市における冬の一大風物詩です。
新地中華街をはじめ、湊公園、中央公園、眼鏡橋付近、浜市(はまいち)・観光通りアーケードなどの市の中心部を、約1万5,000個にも及ぶ極彩色のランタン(中国提灯)や大型オブジェが彩り、訪れた人たちを幻想的な世界に誘ってくれます。
アーケードの奥にまで飾られたランタンの美しさと、ランタンが醸し出す温かな光の下を行き交う多くの人たちの嬉しそうな姿が、とても印象に残りました。(写真1)
コロナ騒動の影響で、2021年の開催は、未定とのこと。フェスティバルが人々を楽しませ、地域活性化にも貢献していたことを思うと、本当に複雑な気持ちです。

写真2
写真2は、長崎市内から車で約30分、かきどまり白浜にある「りんご岩」です。かじった後のリンゴのように見えるところからこの名で呼ばれており、倒れそうで倒れない絶妙なバランスで立っています。
沈む夕日が、浸食された岩肌を赤く染める美しい光景にしばし見とれてしまいました。(次回は、鹿児島県南大隅町にある「雄川の滝」を紹介します。)