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坂崎和佳 さかざき わか/昭和51年生まれ。美容師歴25年。熊本県球磨郡錦町在住。「ヘアサロンDeaR」を営む傍ら、カメラライフを楽しんでいる。思うように撮れないことも多く、試行錯誤しながら日々奮闘中。生長の家白鳩会員。本誌No.114(2019年9月号)「美のステージ」に登場。

坂崎和佳
さかざき わか/昭和51年生まれ。美容師歴25年。熊本県球磨郡錦町在住。「ヘアサロンDeaR」を営む傍ら、カメラライフを楽しんでいる。思うように撮れないことも多く、試行錯誤しながら日々奮闘中。生長の家白鳩会員。本誌No.114(2019年9月号)「美のステージ」に登場。

 今回は、山口県下関市豊北町にある角島大橋(つのしまおおはし)を紹介します。

 下関市の沖に位置し、本州と角島を結ぶ全長1,780メートルの角島大橋は、離島にかかる橋のうち、無料で通れる一般道路としては、日本屈指の長さを誇っています。北長門海岸国定公園内にあることから、周囲の景観を損なわないように配慮し、橋脚の高さを18メートルに抑えた構造になっているため、車を走らせながら海を間近に感じることができます。

 私がここを訪れたのは、昨年(2020)11月のことです。その日は、あいにく少し空が霞んでいましたが、海に向かって真っ直ぐ伸びる白い橋を目にすると、蒼い海の色とも相まって爽快な気持ちになりました。

 どの角度から写真を撮ればこの橋の魅力が伝わるだろうかと悩み、右から左から、あるいは引いたり寄ったりして、60回あまりシャッターを切りました。その結果、の写真のように、少し高い場所の正面から橋と海を見下ろす構図が、写真を撮る場合、一番収まりがいいように感じました。

inoti137_issyunnodeai_2 この日は、海の色がもう一つでしたが、天気に恵まれれば、エメラルドグリーンの海と白い橋が一層輝いて見えると思います。

 写真を撮った後、車の窓を全開にして橋を渡り、海風を全身で味わいました。オープンカーで走ればもっといいだろうなと思いながら、角島を一周した後、同じ道を引き返して帰路に就きました。

 ぜひ訪れたいと思っていた場所だっただけに、滞在時間は短かったものの、実現してとても嬉しく思いました。(次回は、福岡県糸島市二見ケ浦にある夫婦岩を紹介したいと思います。)