
地元の有機農家から入荷した夏野菜
昨年(2019)秋から冬にかけての暖かい気候による不作のため、3月は普段取引している有機農家から大根とジャガイモ、人参を仕入れることができなかった。そんな時、オフィスの職員が付き合いのあった地元の有機農家を紹介してくれた。新たな仕入先が開拓され、食堂のコンセプトである地産地消、旬産旬消、有機無農薬と同じ理念を持った農家と助け合える関係が広がり、ピンチがチャンスとなった。
夏野菜を使った
イカのみそだれ炒め
●材料(4人分)
スルメイカ……360g
長ねぎ……2本
キュウリ……2本
ピーマン……5個
ミョウガ……6個
大根……5cm
生姜……6g
白いりごま……10g
菜種油……大さじ1と1/2
みそ……大さじ2と1/2
しょうゆ……大さじ2
みりん……大さじ2
砂糖……小さじ2
塩……小さじ1/2
●作り方
①スルメイカを短冊切りにする。足がある場合は食べやすい大きさに切る。
②長ねぎは約5ミリ厚の斜め切りに、キュウリは適当な長さの拍子木切りにする。ピーマンは細切りに、ミョウガは縦半分に切ってから約5ミリ厚の斜め切りにする。
③大根と生姜をそれぞれ、すりおろす。大根は、軽く水気をしぼっておく。
④フライパンに菜種油を入れて中火で加熱し、①のイカを炒める。色が白く変わってきたらピーマンを炒める。続いて長ねぎ、キュウリ、ミョウガを軽く炒める。
⑤キュウリがしんなりしたら、火加減を強火にして、みそ、しょうゆ、みりん、砂糖、塩を入れて手早く炒める。そこに③の大根と生姜を入れて絡め、火を止める。
⑥器に盛り付け、白いりごまをふりかける。
Point
味噌味がイカと夏野菜に良く合う炒めものです。夏野菜から水分が多く出ますので、火加減は中火〜強火で調理します。調味料を入れてからは、短時間で仕上げましょう。