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siro72_Q_A_Q12歳年上の彼がいます。彼とは趣味も合い、自然体でいられる関係です。お互い結婚を意識していますが、将来を考えると不安な気持もあります。もし、子どもができたとして、成人する頃には彼は70近くで経済的な心配もあります。でも、この機会を逃したら結婚のチャンスはもうないかもしれません。(B子・35歳)

 年の差結婚に躊躇するあなたの気持ちはよく分かります。私は42歳の時に、17歳年上の夫と結婚しました。しかも夫は離婚の経験がありました。そんな私の経験からお話をさせていただきます。

 彼が年老いたら経済的に困るのではと悩んでいるようですが、全くの取り越し苦労に思えます。私は共働きですが、夫が働けなくなっても自分が働けると楽観的に考えていました。

 逆に、彼の方が若く、老後の心配もいらないだろうと予想して結婚しても、勤め先の倒産や転職など、予想通りにいかないことは世間にはよくあることです。

 その時に大切になるのは、彼のことを本当に愛しているか否かです。愛があれば夫婦は調和し、たとえ経済的な困難に直面しても、二人に良き知恵が湧き、乗り越えられます。しかも、互いの信頼感や愛が深まることにもなるのです。

 生長の家では、愛や調和、知恵、供給(富)などは皆、神様の御徳(おんとく)であると説いていて、それらはつながっていて、愛や調和の心のあるところには必ず善き知恵や富が与えられるのです。

 あなたが彼とは「自然体でいられる」のはとても良いことだと思います。私も結婚を決める時、「自然体でいられる」「何でも話せる」ことが大きな決め手になりました。私は“忍耐強く耐え、夫に仕える”タイプではありませんでしたので、年の差があっても何でも気軽に話し合えるパートナーと一緒になりたいと思っていました。夫は私の希望通りの人だったのです。

 谷口純子・生長の家白鳩会()総裁は『46億年のいのち』(生長の家刊)の中で、「私たちの周りに現れる環境は、みな自分の心と深く関係している。私たち一人一人の人生は、自分の心によってつくられる。だからどんな人と結婚するかということも、自分が選び、自分が決めるのである」(70ページ)と説かれています。

 どうか、ご自身の本心に耳を傾け、幸福な結婚をされることをお祈りします。

 生長の家の女性の組織

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*回答者 山岡聡子

生長の家本部講師補。生長の家国際本部勤務。趣味は胡桃、栗、キノコ採り等、季節の味覚を楽しむこと。

 

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