生長の家創始者により、人は自分が蒔いた種を収穫するという真理が、平易に説かれている本書には、信仰によって無限供給の扉を開く道や、幸せになるための心の持ち方など、健康から仕事、繁栄に至るまで幅広く、運命を改善するための鍵が示されている。

『谷口雅春著作集 第8巻 無限供給の扉を開く』  谷口雅春著 日本教文社刊 1,505円+税

『谷口雅春著作集 第8巻 無限供給の扉を開く』
谷口雅春著 日本教文社刊 1,505円+税

 かつて、何に対してもやる気が起きず、神様に「どうすればよいのですか」と祈ったことがありました。そのとき、夢に見た光景のなかに「愛他(あいた)」と「愛念」という2つの言葉がありました。「愛他」とは「人に深切(しんせつ)にすること」と、生長の家では教えられていますが、「愛念」とは、どうすることなのかと思ったときに開いたのが、本書でした。

 そこには、他の人のために働くということは、「『神の愛念』と波長を合わせるために絶対必要なこと」(129ページ)とあり、人の利益のために奉仕できないときには、「他の人々が幸福になるよう『祝福の念波』を送るようにすればよい」と説かれていたのです。

 「貧しそうな町の人があなたの前を通ったら、“神の豊かなる供給が今あなたに注がれています”とその人の實相(*)の裕(ゆた)かさを心で念じてあげなさい。若(も)し病人があなたの前を通ったら、“神の完全なる健康が今既にあなたに実現している”と實相の完全さを念じてあげなさい」(131ページ)

 人々に祝福と愛念を送るとき、実相の完全さが呼び出されて来る。そして良き種を蒔いたら、良き収穫があり、自分にも報いてくるのです。私は本書によって、人の幸福を祈る大切さを学び、実践するうちに、やる気と生き甲斐ある生活を送れるようになりました。

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川口トモエ(生長の家地方講師会長)

生長の家青森教区地方講師会長。自宅前の菜園で無農薬野菜を栽培し、体と自然に良い野菜作りを楽しんでいる。

 

* 神によって創られたままの完全円満なすがた