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siro72_Q_A_Q新居に住み13年になります。引っ越してからというもの、持病の偏頭痛がひどくなり、同居する長男も、8年間で4度の手術を要する大病を患いました。聞けば、この土地だけ何年も買い手がつかないまま空いていたそうです。また、家の間取りも風水的に間違った部分があり、何か関係あるのではと不安になります。 (A子・58歳)

 土地や家相の吉凶に不安を感じておられるとのこと、家族が大病を患うと、そんな思いに囚われるのも分かりますが、生長の家の箴言である「智慧の言葉」には、「自分は宇宙の中心であるからどちらを向くのも吉方である」とあります。

 また、生長の家では「唯心所現」といって、「我々の周りの現実界は、すべて心が作り出すものである」と説いています。つまり、私たちの「心のありよう」が環境や運命を形づくるのであって、土地や家相に善悪があるのではなく、自身の心で決まるのです。「この方角はよくない」とか「この場所は災いをもたらす」などと恐れていると、「恐るるものは皆来る」「類は友を呼ぶ」という心の法則によって、恐れているものを引き寄せてしまいます。ですから、まず「恐れる心」を捨てることが大切です。

 では、恐れる心を取り去るにはどうしたらよいかというと、「人間は神の子であり、環境や境遇などで支配されるものではない」との自覚を深めることです。生長の家では、この自覚を深めるために「三正行(さんしょうぎょう)」の励行をお勧めしています。

『生長の家ってどんな教え?』(生長の家総裁・谷口雅宣著、生長の家刊)には、神がつくられたままの完全円満の世界である実相を見るための方法として、①生長の家独得の座禅的瞑想法「神想観」を定期的に実修すること。②「聖経」(生長の家のお経の総称)や真理の言葉が説かれた書物を読むこと。③他者に対して愛の行いを行ずること(愛行)。この三つの行を三正行と呼び、日々怠らず実修することで、深く「実相」を観ることができるようになると説かれています(113〜115頁参照)。特に②の「聖経」を読誦する場合は、仏前で、ご祖先に報恩感謝の真心をもって行いますと、ご先祖様もお歓びになり、日々の生活が安定してきます。

「実相」を観ることができるようになれば、我々に本来宿る「神の子」の実相が開顕し、不安のない日々が送れるようになります。

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*回答者 堀端芳樹
生長の家本部講師。生長の家宇治別格本山総務。「火星探査機の話題など、宇宙への興味は尽きません」