大量生産・大量消費のサイクルから離れて、手作りすることで見えてくる、本当に大切なこと。クラフトの時間には、豊かな生活や、心穏やかに過ごすためのヒントがたくさん。

上:巻き止め用の紐はそのまま再利用/下左:【作り方1】生地を外し、縫い目をほどく。2枚のはぎを中表にして、写真の線の部分を縫う/下中:【作り方2】縫って、広げた図。縫い幅は約15cmにする。半分に折った時に傘が入る幅が必要/下右:【作り方3】縦に半分に折って、線の部分を縫う。余分な生地はカットし、裏返したら完成

上:巻き止め用の紐はそのまま再利用/下左:【作り方1】生地を外し、縫い目をほどく。2枚のはぎを中表にして、写真の線の部分を縫う/下中:【作り方2】縫って、広げた図。縫い幅は約15cmにする。半分に折った時に傘が入る幅が必要/下右:【作り方3】縦に半分に折って、線の部分を縫う。余分な生地はカットし、裏返したら完成

 雨の日、お店の入り口に用意してある雨傘用のビニール袋。地球環境のために脱プラスチックが叫ばれている今、店内にいるほんの少しの時間のためにだけ使われ、捨てられていくのがとても嫌でした。娘の傘で、骨は折れても、生地は傷んでいないのが数本あり、柄が可愛くて捨てずにいました。この生地を使って“マイ傘袋”をつくりました。これがあれば、お店で雨傘用ビニール袋を使わずに済みます。

 骨から外し、解体した傘の布を2枚使います。傘は、だいたい8枚はぎが多いので、1本の傘から4つの傘袋がつくれます。袋を2つに折り曲げれば、折り畳み傘も入れることも出来ます。

 別の傘の生地を使って、愛犬のレインコートもつくりました。特にわが家の犬は足が短いコーギーで、雨の日の散歩はお腹がドロドロになるため、レインコートが重宝します。元々持っていた犬用のレインコートから型紙を採りました。試着のときは、新しいレインコートに興奮して大変でした(笑)。捨てずに工夫し、楽しくプラスチックの削減が出来ています。(津島昌子・SNIクラフト倶楽部