食堂では対面で座るのを避け、椅子の配置を横一列に変更した

食堂では対面で座るのを避け、椅子の配置を横一列に変更した

職員が集まる食堂は3密の状態になりやすく、感染リスクが高い場所。新型コロナウイルスの感染が全国的に広がった頃、食堂では食事数の削減も含めて提供方法の見直しを迫られた。だが、「安心して食事ができる場にしたい」という思いから、スタッフ全員でアイデアを出し合い、窓を開けて密閉を避け、テーブルの椅子の数を減らし、対面のスタイルをなくして密接しないようにし、普段使わない2階席も広く使って密集に配慮した。さらに、飛沫感染を防ぐため、「私語禁止」のはり紙をして協力を求めた。職員は当初これらの措置に戸惑ったが、皆が協力し、安全に食事の提供が続けられた。

食堂のレシピ
戻しただけの切り干し大根を使った
切り干し大根とツナの和え物

 

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●材料(4人分)
切り干し大根……32g
キャベツ……1枚(60g)
にんじん……4cm(40g)
乾燥わかめ……2.8g
三ツ葉……1束(30g)
ツナオイル漬け……60g

レモン汁……小さじ1
だし汁……小さじ1
しょうゆ……大さじ1弱
塩……少々

●作り方
①切り干し大根を熱湯に浸し、戻す。ザルにとり水気を手で絞る。
②キャベツを短冊状にザク切りにし、人参を短冊切りにする。それぞれサッと茹で、ザルにとり水気を切る。
③乾燥わかめを水に浸し、戻す。ザルにとり水気を手で絞る。
④三ツ葉を2センチの長さに切り、サッと茹でて水で冷やす。ザルにとり水気を絞る。
⑤ボウルに①〜④の材料を入れ、油分を切っておいたツナを加える。
⑥レモン汁、だし汁、しょうゆを入れて混 ぜ合わせ、塩で味を整える。味がなじん だら器に盛り付ける。

Point
切り干し大根は、甘みのある国産のものを使うと味のバランスが良くなります。レモン汁の酸味によって風味良く仕上がります。