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siro72_Q_A_Q娘がいる小学3年生のクラスの、保護者のLINEグループで意見を上げたところ、グループのボスママに目をつけられました。間違ったことは言ってないと思ったものの、きつい言葉をぶつけられて、私の方が折れました。今度顔を合わせるときは笑顔で挨拶をするのが大人の対応だと思うのですが、割り切れません。(B子・42歳)

 いろいろな個性ある方々が集まっているLINEグループの中で意見を述べることは、勇気が必要です。そのような中で、ご自身の意見を発することのできるあなたは、積極的でとても素晴らしい方だと思います。ボスママさんは、ご自分の考えと異なったあなたの意見が目につき、批判したくなったのかもしれません。

 割り切れないというあなたのお気持ちもわかりますが、まずは相手のことを赦し、感謝し、相手を信頼しましょう。きっとボスママさんと顔を合わせた時には、表面的な笑顔ではなく心からの笑顔になります。さらには鏡の前で笑顔の練習をすると、人間関係を良好にする時に大切な、最高の笑顔になっていきます。

 どうしても相手のことを嫌だなあと思ってしまう時は、心の中で「○○さんはいい人、ありがとうございます」と、自分自身に言い聞かせながら接してみてください。コトバの力は偉大ですから、心の中で何度もプラスの言葉を言ったり、自分が言われてうれしい言葉を使うように心がける習慣を身につけたりすると良いと思います。自分自身が輝いた雰囲気でいると、「類は友を呼ぶ」と言われるように、自分と似たような雰囲気の人や、波長の合う人たちが集まってくるものです。

 生長の家では、どんな時でも明るい面を見る積極的な生き方や、当たり前の日常の中に感謝すべき“小さな奇跡”をたくさん見つける生き方を勧めています。この生き方が習慣になると、心が明るく生き生きとして、すべてがうまくいくようになっていきます。

 まずは母親として、子どもが学校の中で生き生きと自信を持って、皆と仲良く生活している姿を心に描いてみてください。両親の仲がよく、家庭での会話や笑顔が絶えないという生活は、子どもにとって最高の宝物です。

 ぜひ、嬉しいこと、楽しいこと、ありがたいことに満たされた日時計主義の生活を送られますように、お祈りいたします。

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*回答者 池田徳子

生長の家千葉教区地方講師。看護師。休日の楽しみは、小学生の娘とのお菓子作りや中学生の息子の野球観戦。

 

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