Q 高校2年のときから付き合っていた彼女と最近別れました。付き合っているときはささいなことでよく喧嘩をしていて、別れたときもそれほど気になってはいなかったのですが、時間が経つにつれて彼女のことをよく考えるようになり、今は彼女が去ってしまった寂しさで気持ちが沈んでしまいます。気持ちの整理をどのようにつけたらいいでしょうか。(21歳、男性)

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回答者 内田雅史(うちだ・まさふみ) 生長の家愛知教区 青年会委員長 生長の家光明実践委員 名古屋市在住。オーガニックな衣食住を試みる。干し野菜やぬか漬けを作ったり、化繊衣類を減らすなど、生活を整えることにはまっている。

回答者
内田雅史(うちだ・まさふみ)
生長の家愛知教区
青年会委員長
生長の家光明実践委員
名古屋市在住。オーガニックな衣食住を試みる。干し野菜やぬか漬けを作ったり、化繊衣類を減らすなど、生活を整えることにはまっている。

A 彼女の幸せを祈り、感謝の気持ちを持って、前に進みましょう。 

辛い経験も人生の貴重な経験になる

 別れた彼女のことが忘れられず、気持ちの整理がつかないとのことですが、「忘れなければならない」というものでもありません。今は冬の寒さのように切ない心境でも、いつかは必ず春を迎えます。冬には冬の良さがあるように、今を人生の一つの季節として味わうこともできるのです。

 実は、私にも似たような切なく苦しい経験があります。しかし、私にとってはかけがえのない貴重な経験となりました。そんな機会をくれた彼女には、心から感謝をしています。彼女は既に別の方と家庭を築いていますが、現在ではお互いに悩みを相談できる大切な友人になっています。

 今は辛いかもしれませんが、どうか安心してください。寂しさや気持ちの沈みは、あなたの人生物語の“伏線”です。闇の中のように感じられる葛藤がいずれ光に変わる瞬間を迎えます。そんな日が少しでも早く訪れることを願って、3つのヒントを紹介します。

前に進むための3つの方法

 1つ目。あなたが感じている寂しさの正体は、“満たされない心”です。これまで側にいるのが当たり前だった彼女を失ってできた隙間に、気持ちが吸い込まれていくのでしょう。そんな時だからこそ、周囲へ愛を与えることをオススメします。

 家族や友人が笑顔になることを試みるのです。家事の手伝いや、ちょっとした気配り、いつも笑顔でいるなど、何が喜ばれるかを考えてやってみます。おのずと寂しさを忘れ、「既に満たされている自分」を発見できます。

 2つ目。あまりにも気が沈み、「周囲に愛なんて」と思うようであれば、張り詰めた切ない想いを抜いてあげましょう。生長の家には、心に浮かぶことを全て包み隠さず紙に書き出し、聖経(*1)を読誦しながら、その紙を火で燃やして心を浄める浄心行(*2)という方法があります。心が洗われると、心境も変化します。お近くの教化部(*3)や練成道場(*4)で開催されている練成会(*5)に参加すれば受けられます。

 最後に、あなたにとって彼女の存在が大きいのなら、彼女の幸せを祈ってみてはいかがでしょう。これは誰にでもできることです。彼女を思い出し、寂しく感じるよりも先に、スッと手を合わせ、彼女が幸福に満たされ、包まれている様子を鮮明にイメージしていくのです。時間がかかるかもしれませんが、繰り返すことで心境が変わってきます。

 3つのヒントを挙げましたが、どれも一生使える取り組みです。どれか一つでもはじめてみてください。続ければ必ず前進します。あなたの幸福をお祈りしています。 

*1 生長の家のお経の総称
*2 過去に抱いた悪感情や悪想念を紙に書き、生長の家のお経『甘露の法雨』の読誦の中でその紙を焼却し、心を浄める行
*3 生長の家の布教・伝道の拠点
*4 全国各地にある生長の家の施設 
*5 合宿して教えを学び、実践するつどい

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