Q 私には、現在中学1年生の妹が一人います。小さいころから、妹と喧嘩したりすると、「お姉ちゃんでしょ。我慢しなさい」と叱られ、私ばかりが怒られてきました。また、私は親に欲しいものをねだったり、買ってもらったりしたこともあまりないのですが、妹は欲しいものがあるとすぐ親にねだり、親も「仕方ないな」といった感じでいつも買ってあげています。妹のことは大切ですが、時々不公平だと感じてしまう時があり、悩んでいます。どうしたらいいでしょうか。(16歳、女性)

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回答者 原田 佳兒(はらだ・よしこ) 生長の家光明実践委員 生長の家国際本部勤務 4年前に山梨県北杜市に移ったことをきっかけに自転車(ロードバイク)を購入。八ヶ岳の美しい自然に魅了され、アップダウンの激しい山道も自転車で楽しんでいる。

回答者
原田 佳兒(はらだ・よしこ)
生長の家光明実践委員
生長の家国際本部勤務
4年前に山梨県北杜市に移ったことをきっかけに自転車(ロードバイク)を購入。八ヶ岳の美しい自然に魅了され、アップダウンの激しい山道も自転車で楽しんでいる。

A 両親から与えられている愛に気がつき、自分の見方を変えてみましょう。 

 同じきょうだいなのに対応が違うと「どうして私ばかり?」と、不公平に感じることは、長男、長女で生まれた方なら、少なからず経験したことがあると思います。私もそのひとりですから、お気持ちがよく分かります。悩んで、自分自身を悲観し、責めないでくださいね。

両親に対して、感謝の心を深める

 私は、三姉妹の長女として生まれました。家は、祖母や親戚が家柄を一番に考え、風習を重んじていた厳しい環境でした。そのため日頃から、「お姉ちゃんなら、我慢するのはあたりまえ」「〇〇家の長女は、もっとしっかりするべき」など、妹や従兄弟と比較され、学業から生活習慣まで成人しても厳しく言われ続けました。「私は好きでこの家の長女に生まれてきたわけではない」と不公平に感じて、その反動から妹達に八つ当たりしてしまうこともありました。

 あなたは、不公平に感じながらも、妹さんを大切に思っていらっしゃるとのこと、愛深く心の優しいお姉さんであることが伝わってきます。私が悩みを解決できたのは、両親をはじめ沢山の方から、「自分は愛され、大切にされている存在だ」と気付いた時です。生長の家には、「神に感謝しても父母に感謝し得ない者は神の心にかなわぬ」という教えがあります。両親への感謝なくしては、本当の幸せを得ることができないということです。

 私は両親への感謝の思いを深めるために、これまで両親が私にしてくれたことを、感謝の言葉と共に書き記していきました。すると次第に「私が生まれたとき、両親はどれだけ喜び、沢山の愛を注いで育ててくれていたのか」が実感でき、同時に待望の第一子として生まれた私を、祖母や親戚が「立派に育って欲しい」と思うあまり、愛情表現が厳しくなっていたのだと理解できました。 

両親はあなたを愛している

 あなたもご両親にとって待望の第一子です。沢山の祝福と愛を注いでもらいながら、これまで育てられてきたと思います。もしそう感じられない時には、妹さんの姿を見て両親の愛に思いを馳せるのも良いかもしれません。

 子育て中のある先輩から、「子育てをして、自分は親から愛されていたことが分かった」と聞いたことがあります。その人は三人兄弟の長男で、物心がついたときには両親が弟たちにかかりっきりで、幼い頃はあまりかまってもらった記憶はないそうです。しかし「自分の子どもと接していると、親が自分を愛してくれていたんだなと、記憶はなくても不思議と分かるようになる」と言っていました。

 あなたも覚えていないだけで、小さい頃、沢山甘えて、時には好きな物を買ってもらうなど、両親の愛を独り占めしていた時期があったと思います。既に両親から与えられている愛に思いを馳せ、感謝の気持ちを深めることで、見方が変わると思います。ご姉妹仲良く、お幸せな日々を送られますよう応援しています。

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