写真1

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坂崎和佳 さかざき わか/昭和51年生まれ。美容師歴25年。熊本県球磨郡錦町在住。「ヘアサロンDeaR」を営む傍ら、カメラライフを楽しんでいる。思うように撮れないことも多く、試行錯誤しながら日々奮闘中。生長の家白鳩会員。本誌No.114(2019年9月号)「美のステージ」に登場。

坂崎和佳
さかざき わか/昭和51年生まれ。美容師歴25年。熊本県球磨郡錦町在住。「ヘアサロンDeaR」を営む傍ら、カメラライフを楽しんでいる。思うように撮れないことも多く、試行錯誤しながら日々奮闘中。生長の家白鳩会員。本誌No.114(2019年9月号)「美のステージ」に登場。

 今回は、身近な場所で撮った花や猫などの写真を紹介します。3枚の写真とも、2019年に撮影したものです。

 写真1は、3月末の夕暮れ時、わが家の近くを流れる球磨川沿いに咲く桜です。お花見をする人たちで賑わう中、川面も桜の花びらもオレンジ色の夕日に染まる幻想的な光景を目にしたとき、一瞬、静寂に包まれたような錯覚を覚え、思わずシャッターを切りました。

 昨年(2020)、豪雨災害で氾濫した球磨川も、普段はこのように穏やかな流れをしていて、人々の憩いの場所になっているのです。

 写真2は、9月早朝、近所の田んぼのあぜ道を愛猫の“もも”と散歩した時に撮りました。草についた朝露が、イメージ通りにキラキラと写り込み、雀を見つめるももの真剣な表情も愛らしくて、お気に入りの一枚です。

 写真3は、梅雨時の6月に車を走らせていたとき、庭の斜面に紫陽花が咲き誇る家を見つけ、思わず車を止めて写真を撮らせてもらったものです。

上:写真3/下:写真2

上:写真3/下:写真2

 お家の方に話を聞いたところ、夫婦二人で1株から挿し木をして増やし、紫陽花で溢れる庭にしたとのこと。一面の紫陽花を目の前にして、これまでの歳月とご夫婦の深い愛情が胸に迫り、感動しました。

 お土産にいただいた紫陽花が我が家にも彩りを与えてくれ、忘れられない思い出になっています。(次回は、熊本県阿蘇郡小国町にある鍋ヶ滝を紹介します。)