写真1

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坂崎和佳 さかざき わか/昭和51年生まれ。美容師歴25年。熊本県球磨郡錦町在住。「ヘアサロンDeaR」を営む傍ら、カメラライフを楽しんでいる。思うように撮れないことも多く、試行錯誤しながら日々奮闘中。生長の家白鳩会員。本誌No.114(2019年9月号)「美のステージ」に登場。

坂崎和佳
さかざき わか/昭和51年生まれ。美容師歴25年。熊本県球磨郡錦町在住。「ヘアサロンDeaR」を営む傍ら、カメラライフを楽しんでいる。思うように撮れないことも多く、試行錯誤しながら日々奮闘中。生長の家白鳩会員。本誌No.114(2019年9月号)「美のステージ」に登場。

 今回は、身近な場所で撮った写真を紹介してみようと思います。

 私が住んでいる熊本県の球磨盆地は、冬場の朝、ほとんど毎日と言っていいほど辺り一面が深い霧に覆われます。遅い日は、午前11時近くまで太陽が顔を出さない日もあるくらいです。

 ということは、高い場所から見下ろせば雲海が眺められるのではないかと思い、ある冬の早朝、人吉市にある高台に行ってみました。

 カーナビゲーションの案内通りに行ったのですが、舗装されていないでこぼこ道を走ることになり、往生しました。途中で諦めて引き返そうかと思ったものの、道が細くて狭く、車を切り返すこともできなかったため、そのまま進んでどうにか辿り着き、撮ったのが1の写真です。霧の上はまさに快晴でした。

 

上:写真2/下:写真3

上:写真2/下:写真3

2の写真は、夕日を背景に撮ったススキです。ススキの穂一つひとつがふさふさと輝いていて、とても綺麗でした。

 3の写真は、散歩しているとき、枯れた草木の間を素早く飛び回る鳥がいるのに気づき、よく見るとメジロだったので、あわてて写真に収めたものです。警戒心が強い上、片時もじっとしていない鳥なので、なかなかうまく撮れず、何枚も失敗した中から、何とか絵になったのがこの写真です。

 こうした写真を見ると、薄れかけていた当時の記憶や、感動が思い起こされ、写真として残すことの意味を再確認することができました。(次回は、春の風景を紹介します。)