Q 結婚して2年になる主婦です。義母は悪い人ではないのですが、とにかく過干渉で困っています。子どもはいつつくるのとか、息子にはこれを食べさせてねとか、着る服はこれがいいとか、何かと差し出がましく言ってきます。慣れているのか、それに対して何も言わない夫にも悩んでいます。何とか仲良く付き合っていきたいと思うのですが。(R・U、30歳、女性)

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A 義母さん、ご主人、あなた自身の良いところに着目してください

回答者:森田美穂(もりた・みほ) (生長の家本部講師補)

回答者:森田美穂(もりた・みほ)
(生長の家本部講師補)

「義母と仲良く付き合っていきたい」というのが、あなたの本当の素直な気持ちだと思います。しかしその一方で、義母さんのことを思い出すたびに、「口うるさく干渉してくる」というマイナスな思いに捉われてしまっているのではないでしょうか。

 この世界には、心に思い描くことが実現するという「心の法則」があります。ですから、義母さんの言動に引っかかり、ご主人に不満を持っていたのでは、あなたはもちろん、義母さんやご主人の良さも出てきません。これを機にものの見方、心の習慣を変えてみてはいかがでしょうか。

 その手助けになるものとして、生長の家でお勧めしているのが、物事のよい面を見て言葉にして記す『日時計日記』(生長の家白鳩会総裁・谷口純子監修、生長の家刊)です。この日記に義母さんやご主人、自分自身の良いところを書き出してみてください。

 そして、気持ちを鎮めて義母さんとあなたがにこやかに暮らしている様子を心の眼でじっと見つめ、「私は義母さんが大好きです。義母さんも私が大好きです。ありがとうございます」と言葉に出して唱えてみましょう。それを続けるうちに、義母さんの良いところに注目する習慣が身につき、深まるにつれてあなたの心も明るくなり、そうした心が義母さんに感応して、義母さんの態度も変わってくるに違いありません。

 また、ご主人に対しても、「義母さんに何も言えない人」と、心に不満をためるのではなく、ご主人の気持ちを思いやりながら、お互いを理解し合うことも大切です。

 あなたの人生をつくっているのは他の誰でもなく、あなた自身です。どうか、あなたの心のエネルギーを、不足の思いではなく明るく積極的な方向に注いでください。その一歩一歩が尊い心の財産となって、あなたに幸せを運んでくれることでしょう。

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